家族のいる実家から、一人暮らしを始める単身者の人は多いでしょう。
単身赴任になって家族のいる家から一人で暮らし始めるサラリーマンや、進学や就職、転職に伴い、家族と暮らしていた実家を離れる若者も多いです。
目次
準備するものと期間は?
ここでは家族の住む家から、引っ越しする際の準備期間はどれくらいいるのか?何を準備したらよいのか?
などをまとめてみましょう。
単身の引越しは荷物が少ないので、直前に引越し準備をしても大丈夫だろうと安易に考える人が多いですが、引っ越し準備にはそれなりの時間と労力がかかりますので、できれば引っ越し予定の1ヶ月前には準備を始めておきたいところです。
一人暮らしの荷物だからそんなに時間かからないと思ってたんだけど…
時間がない場合には、1ヶ月~2週間前まででもなんとか準備はできるでしょう。
引越し準備の流れとは?
引っ越し準備の流れとしては、まずは新居決めからスタートしていきます。
新居が決まらなければ、引っ越しの手続きはできませんので、引っ越しが決まった時点で早めに新居を決めるようにしましょう。
あんまり時間かけずに探せたらいいんだけど。
新居を決めるのは、インターネットである程度物件を絞ってから、実際現地に行き不動産会社に出向いた方が、スムーズに新居選びができるでしょう。
新居が決まったら、次に引っ越しの方法を考えます。
単身引っ越しの場合は、荷物がそれほどない場合もあります。
とくに家具や家電を家族のいる家から持ってくるのではなく、新居先で全て新しく取りそろえるという場合には、大きな荷物がほとんどありません。
その場合には、わざわざ引っ越し業者に依頼しなくても、自力で引っ越しをしたり、宅配分を利用したりする引っ越し方法もあります。
引越し業者を利用する場合
引越し業者を利用する場合には、引っ越し見積もりを請求して、どこの引っ越し業者の引っ越し費用が安いのかを比較検討してから引っ越し業者を決定するようにしましょう。
引っ越し費用というのは、基本料金が決まっていないため、引っ越し業者によって値段に相違があります。
えー?!じゃあどうやって引越し業者は選べばいいのかな?
安い引越し業者もあれば、高い引っ越し業者もあるので引っ越し費用を安くしたいのであれば、複数の引っ越し業者から見積もりを請求して、その値段を見比べてみるのがおすすめです。
引越し業者の選び方とは?
引っ越し見積もりの請求方法は、1社ずつ引っ越し業者に連絡して、住所や引っ越し予定日、荷物の量などを伝えて見積もりを出してもらう方法が一般的ですが、最近では引っ越し見積もり無料一括請求サイトを利用して簡単に複数の引越し業者から見積りを依頼することも可能です。
引っ越し見積もり無料一括請求サイトは無料で利用できる引っ越し見積もり比較サイトであり、1回の請求で複数の引っ越し業者から見積りを請求することができます。
1社ずつ連絡して見積もりを請求する従来の方法に比べて、1回の請求で済むので非常に効率的で、時間がない引っ越し前にも利用しやすいです。
多くの引っ越し見積もり無料一括請求サイトでは、1回の請求で最大10社の見積もりを依頼することが可能です。
10社の見積もりを依頼すれば、だいたいどのくらいの引っ越し費用がかかるのか、相場を知ることができます。
その中から3~4社、安い引っ越し業者をピックアップして、再度訪問見積りなどで、見積請求してから価格交渉をスタートさせれば、はじめに提示された引っ越し料金よりもさらに安い料金で引っ越しができる場合もあります。
引っ越し見積もり無料一括請求サイトを利用するのと、利用しないのでは、同じ引っ越し条件であっても数万円以上、引っ越し費用に差は出る場合もあるので、気を付けましょう。
また早めに引っ越し見積もり無料一括請求サイトを利用して、引っ越し業者を決めれば、早期割引や特典などが得られる場合も多いので、お得に引っ越し業者選びができます。
どんな荷物を持っていくべきなの?
家族のいる家から引っ越しをする場合、単身での生活になりますので、必要最低限の荷物で引っ越しをしなければ、部屋が荷物でいっぱいになってしまい、生活しづらくなる…というケースも多いです。
新居が決まって、引っ越し業者選びも終わったら、次はいよいよ荷造り、梱包になります。
荷造りっていつぐらいには始めた方がいいの?
引っ越し業者選びは引っ越し1ヶ月~2週間前までには決めておきたいので、荷造りは引っ越し2週間前からスタートさせれば時間的には問題ないでしょう。
順次使わない荷物から、段ボールに梱包していけば特に生活上困ることはありません。
家族のいる家から引っ越しをする場合、あれもこれもとすべての荷物を送ると、荷物が大量になってしまうので、どの荷物が本当に必要なのかをしっかりと考えてから梱包するべきです。
また新居先であらたに購入するもの、自宅からもっていくものをリスト化することで、荷造りがスムーズに進むでしょう。
ここでは、一人暮らしの引っ越し荷物に必要なものをまとめてみましょう。
用意しておくものチェックリスト
PDFファイル「引越しで準備しておくものリスト」です
印刷してチェックリストとして使ってくださいね!
実家から一人暮らしをする場合、どのくらいの費用がかかるの?
実家から一人暮らしをする場合、どのくらいの引っ越し費用がかかるのは気になるところでしょう。
一人分の引っ越し荷物の量であれば、それほど引っ越し費用は掛からないだろうと安易に考えがちですが、引っ越しの条件によっては引っ越し費用が非常に割高になってしまうケースもあるので注意が必要です。
できるだけ引越しにかかるお金は節約したいな~
いざ引っ越し準備を始めてみたら、引っ越し業者に支払う引っ越し費用の他、新居に必要なものを購入する費用も必要になり、お金が思った以上にかかってしまった…というケースもあります。
新居にかかる費用
まず、新居にかかる費用として、敷金、礼金が必要になり、まとまった費用がかかります。そのほか、新たに購入する家具、家電の費用、引っ越し費用です。
まず新居にかかる費用としてはだいたい
- 敷金ー家賃2か月分
- 礼金ー家賃2か月分
- 仲介手数料
- 前払い家賃ー家賃1か月分
- 火災保険料ー15,000~20,000円
- 鍵交換費用ー10,000円
が必要です。
家電製品、家具製品の費用としては、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ+テレビ台、テーブルを購入して、10~15万円前後になるでしょう。
つまり新居にかかる費用だけでも、60万円前後はかかるケースが多いです。
こちらの記事も参考にしてみてくださいね!
引越しにかかる費用
さらにそこに引っ越し費用もかかります。
引っ越し費用は単身引っ越しであれば、5~10万円前後で引っ越しができるケースが多いですが、引っ越し移動先が長距離であったり、土日祝日の引っ越しであったり、荷物が多い場合にはさらに費用がかかります。
また引っ越し時期によって値段は大幅に異なります。
引っ越しハイシーズンと呼ばれる2月末から4月上旬に引っ越しをした場合、引っ越し閑散期に比べて、2~3倍の引っ越し費用がかかってしまうケースも多いです。
とくに家族の家から、一人暮らしを始める人の中には新生活のために引っ越しをする人が多いでしょう。
そのため引っ越しハイシーズンに引っ越しをすることも多いので、この点は注意しておきたいですね。
もしも引っ越し時期をずらせるのであれば、引っ越しハイシーズンは避けて、引っ越しオフシーズンに引っ越しをすることをおすすめします。
引っ越し前後に行う役所関係の手続きってある?!
家族がいる実家があり、1人で引っ越しを行う場合、転出届と転入届に関しては出す場合と出さない場合があります。
転出届、転入届は役場に提出する引っ越し手続きになりますが、家族の住む家があり、そちらの家を基盤として生活する場合、1年以内に実家に戻るという場合には、わざわざ転出届、転入届を出さなくてもOKという決まりになっています。
転出届と転入届
ただ生活の基盤が新しい家の方であれば、転出届、転入届は出しておいた方がよいでしょう。
転出届は、今住んでいる市区町村の役場、役所に行って出す書類です。
転出届を提出すると、転出証明書を受け取ることができます。
次に引っ越しをしたら、引っ越し先の市区町村の役所、役場に行って、転出証明書+転入届を提出します。
転出届は引っ越し前にも提出することができ、転入届は引っ越し後14日以内の手続きが必要となります。
その他、国民健康保険、国民年金、児童手当、医療控除などが該当する場合には、あわせて役所での手続きが必要になります。
その他に必要となる手続きもあります。こちらの記事も参考にしてみてください。
家族のいる家からの引っ越し準備についてのまとめ
家族のいる家からの引っ越し準備の期間について調べたことをまとめました。
- 1か月前までには新居を決めておく
- 引越しを自力でするのか業者に依頼するのかも合わせて検討
- 引っ越し業者に依頼する場合は早めに手配をする
- 2週間前には荷造りに取り掛かる
- 初めての一人暮らしの場合は用意するものが多いのでリストなどを作成すると漏れがなく安心
- 転出届、転入届は期限があるので期限内に手続きをする
- ライフラインの手続き、インターネット回線の手続きなども早めにしておく
なれない引っ越し作業の場合ゆとりをもったスケジュールを組んでおきましょう!
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