引越しの際に大きな荷物になるのがベッドです。
ベッドは、殆どのの場合がそのままでは運べないので、解体・分解をしてから運びます。
引越しの際にベッドの解体・分解は、引越し業者がしてくれるのでしょうか?それとも自分でした方が良いのでしょうか?
ベッドの解体・分解・組み立て作業を引越し業者に依頼した場合は、オプション料金になるのか?それとも基本料金内でしてもらえるのでしょうか?
ニトリのベッド、IKEAのベッドなどの組み立て式ベッドの場合の解体・分解の引越し業者の対応も様々です。
このページでは、引越し時のベッドの解体・分解・運び方の注意点など詳しくまとめて紹介させて頂きます。
目次
種類別!解体・分解が必要なベッドと必要でないベッド
ベッドには、シングルベッド、ダブルベッド、2段ベッド、介護用ベッド、折りたたみ式ベッド、ソファーベッドなど様々な種類があります。
ベッドの種類によって、引越しの際に分解・解体が必要なケースと分解・解体が必要でないケースがあります。
殆どのベッドは、そのままだと引越しの際に玄関・階段・廊下を通ることが出来ないので分解・解体をしてコンパクトにしてから運びますが、なかには分解・解体しなくても良いベッドもあります。
ここでは、種類別でベッドの引越しの際の分解・解体の必要性について紹介します。
シングルベッド
参照:TOKYOinterior
シングルベッドの一般的なサイズは、横幅97㎝×長さ195㎝になります。
サイズは、小さめになりますが、そのままの状態だと、引越しの際に玄関・階段・廊下を通ることが出来ないので、ベッドフレームは分解・解体してコンパクトにします。
マットレスは、分割出来ないタイプの場合は、そのままで引越し先に運びます。
セミダブルベッド
参照:BED STYLE
セミダブルベッドの一般的なサイズは、横幅120㎝×長さ195㎝です。
シングルベッドより更にサイズが大きくなるので、ベッドフレーム部分を分解・解体して運びます。
マットレスは、分割や折りたたみが出来ないタイプの場合は、そのままにして運びます。
ダブルベッド
参照:NEST DESIGN
ダブルベッドの一般的なサイズは、横幅140㎝×長さ195㎝です。
シングルベッドと比べて、サイズは大きくなるので、ベッドフレームは解体・分解してから運びます。
しかしダブルベッドのマットレスは、横幅が140cmくらいあるので、分割式や折りたたみ式のマットレスでない場合は、引越しの際に階段を通れなくて、吊り上げ作業が必要になる事があります。
クイーンベッド以上のマットレスも同様に分割式や折りたたみ式のマットレスでない場合は、階段・エレベーターなどから入らないケースが多く、吊り上げ作業が必要になる事があります。
2段ベッド
参照:わくわくランド
2段ベッドは、高さもあるので、そのままでは、玄関・階段・エレベーターなどから入らないので分解・解体をしてから運びます。
2段ベッドは、解体・分解が可能ですが、収納スペースがついている2段ベッドは、解体・分解に手間が多少かかってくるので、引越し業者に分解・解体をしてもらった方が楽なケースも多々あります。
ロフトベッド
参照:わくわくランド
ロフトベッドもそのままでは、玄関・階段・廊下・エレベーターから入らないので解体・分解してから引越しをします。
ロフトベッドは、解体・分解が手間がかかるので、引越し業者に解体・分解をしてもらう場合は、オプション料金がかかるのと、通常のベッドの解体・分解よりは、費用は高くなる事が多いです。
ソファーベッド
参照:Amazon
ソファーベッドにも様々なタイプがあり、シングルベッドくらいのサイズであれば、サイズもコンパクトなので、階段・玄関・エレベーターを通ることも出来るので、解体・分解せず、そのままで引越し先にもっていく事が可能です。
折りたたみ式ベッド
参照:gooランキング
折りたたみ式ベッドは、折りたたんでコンパクトにする事が出来るので、引越しの際に解体・分解することは、殆どありません。
介護用ベッド
参照:パラマントベッド
介護用ベッドは、骨組みの部分がそのままの状態だと、階段・廊下・エレベーターなどから入らないケースが多くなるので、分解をしてから引越し先に運びます。
分解をしてもらうのは、自力では難しいので、業者に依頼することになりますが、通常のベッドより解体の費用は、少し高めになります。
一体型マットレス
一体型のマットレスは、分解が出来ないので、サイズが大きくなると、玄関、部屋のドア、エレベーター・階段から入らなくて、搬出・搬入作業が大変になる場合があるので注意が必要です。
横幅97~102㎝あるシングルベッドのマットレスや横幅120~125㎝あるセミダブルベッドは、搬出・搬入がしやすいですが、横幅140~145㎝あるダブルベッドや横幅160~165㎝あるクイーンベッドは、玄関、部屋のドア、エレベーター・階段を通れない場合があり、吊り上げ作業が必要なケースがあります。
分割式のマットレス
参照:CECILE
上記画像のように3つに分割出来るマットレスや2つに分割出来るマットレスは、分解してコンパクトにしてから運搬します。
折りたたみ式マットレス
参照:CQCOM
上記画像は、折りたたみが出来るマットレスです。
折りたたみが出来るマットレスは分解はしなくても、コンパクトに出来るので、折りたたんでから運搬します。
殆どのベッドが分解・解体をしてから引越しする必要があるんだね。
ベッドの解体・分解は自力でする?業者に依頼する?
ベッドの解体・分解が必要になった場合、自分でした方が良いのか?それとも引越し業者に依頼した方が良いのか?どっちなの?
基本的には、引越し業者は、殆どのケースで解体・分解の対応をしてくれるので、引越し業者に依頼する方が良いです。
ただ、引越し業者に依頼した場合は、解体・分解料金がプラスでかかる場合もあるので、費用を安く済ませたい場合は、自力で解体するという手段もあります。
ここでは、自力でベッドの解体・分解をするメリット、デメリット、引越し業者に解体・分解を依頼するメリット、デメリットを紹介します。
ベッドの解体・分解を自力でするメリット
ベッドの解体・分解を自力でするメリットは、引越し業者に依頼したら費用がかかるのが無料で出来る点です。
それ以外にメリットは、ありません。
ベッドの解体・分解を自力でするメリット
ベッドの解体・分解料金を浮かせる事が出来る
ベッドの解体・分解を自力でするデメリット
ベッドの解体・分解を自力でするデメリットは、ベッドの解体・分解が慣れていない場合は、時間と労力がかかる事です。
また、他にも引越しの荷造りなどすることがある上でベッドの解体・分解も自力でするとなると、疲れも出やすい点もデメリットです。
ベッドの解体・分解を自力でするデメリット
時間と労力がかかる
他の引越し作業と合わせてするので疲れがたまる
ベッドの解体・分解を引越し業者に依頼するメリット
引越し業者にベッドの解体・分解を依頼するメリットは、作業にも慣れているプロがしてくれるので、安心して依頼することが出来ます。
自力でベッドを解体・分解するよりも時間をかけずにスムーズにしてもらえますし、ベッドや建物を傷つけてしまうリスクも少ないです。
ベッドの解体・分解を引越し業者に依頼するメリット
自力でするより安心して依頼出来る
ベッドの解体・分解の作業のスピードが早い
ベッドや建物を傷つけてしまうリスクが少ない
ベッドの解体・分解を引越し業者に依頼するデメリット
ベッドの解体・分解を引越し業者に依頼するデメリットは、引越し料金の基本料金にプラスでベッドの解体・分解の費用を支払わなければならないケースが多い点です。
シングルベッドよりは、ダブルベッドやクイーンベッドの方が解体・分解費用は、高くなりやすいですし、2段ベッドやロフトベッド、介護用ベッドになると、更に費用が高くなるケースがあります。
また、組み立て式のベッドで組み立て直しが出来ないタイプのベッドの場合は、引越し業者の方で解体・分解の作業をしてもらえなくて、自力でしなければならないケースもあります。
ベッドの解体・分解を引越し業者に依頼するデメリット
解体・分解の費用が追加で発生するケースが多い
サイズが大きいベッドほど、追加料金が高くなる
組み立て直しが出来ないベッドは断わられるケースがある
ベッドの解体・分解のオプション料金
引越しの際にベッドの解体・分解・組み立てを引越し業者にしてもらった場合、追加で費用はかかるの?
引越し業者によっては、無料でしてもらえる場合もありますし、追加料金がかかり有料になる場合もあります。
ベッドの解体・分解・組み立ての作業に関しては、無料でしてもらえる場合があったり、有料になる場合があったりなど、各業者によって違いが出てくるので、見積もりの際にきちんと確認をするようにしましょう。
ベッドの解体・分解・組み立ての作業を無料でしてもらえるのは、地域密着型の中小の引越し業者が多く、大手の引越し業者は、有料になるケースが多いです。
ベッドの解体・分解・組み立ての料金が有料になる場合の料金相場は、以下になります。
ベッドの解体・分解・組み立ての料金相場
ベッドの種類 | 解体・分解 | 組み立て |
---|---|---|
シングルベッド | 3,000~5,000円 | 3,000~5,000円 |
ダブルベッド | 4,000~6,000円 | 4,000~6,000円 |
クイーンベッド | 5,000~8,000円 | 5,000~8,000円 |
鉄製2段ベッド 鉄製ロフトベッド | 8,000~20,000円 | 8,000~20,000円 |
木製2段ベッド 木製ロフトベッド | 10,000~25,000円 | 10,000~25,000円 |
料金は、業者によって違いがありますが、ベッドのサイズが大きくなったり、ロフトベッドなどのように解体や組み立て作業が複雑になるにつれて、費用は高くなります。
サカイ引越センター、アート引越センター、日通、アリさんマークの引越社、アーク引越センターのような大手引越し業者は、ベッドの解体・分解・組み立て作業に対応してもらえますが、オプション料金になる場合が多いので、見積もりの際にどの程度のオプション料金になるのか?確認をするようにしましょう。
ベッドの解体・分解・組み立て料金が無料になる事がある引越し業者
ベッドの解体・組み立て費用を無料でしてもらえる業者を見つける事ができれば、ベッドの解体・分解・組み立て費用がかからずに済むので、ベッドのサイズや種類にもよりますが、3,000円~15,000円くらいの違いが出てきます。
以下の引越し業者は、引越しの際のベッドの解体・分解・組み立て作業を無料でしてもらえます。
ムービングエス
アップル引越センター
ムービングエスは、基本的には、ベッドの解体・分解・組み立て作業を無料でしてもらえますが、一部対応出来ないベッドもあるので、見積もりの際に無料になるか?有料になるか?確認が必要です。
アップル引越センターは、基本的には、ベッドの解体・分解・組み立て作業を無料でしてもらえますが、IKEAのベッドや跳ね上げ式ベッドの解体・分解・組み立て作業は有料になります。
他にもベッドの解体・分解・組み立て作業を無料でしてくれる引越し業者は、沢山あります。
出来るだけ多くの引越し業者から見積もりをとることで、ベッドの分解・解体・組み立て作業が無料になる業者や安くなる業者を見つけられる可能性があります。
ベッドの解体・分解方法
参照:BED STYLE
殆どのベッドは、そのままでは玄関・階段・廊下・エレベーターなどを通れないので、解体・分解の作業が必要になります。
解体・分解の作業は、難しかったり、労力がかかるので、引越し業者に依頼するのが一番、オススメです。
しかし、少しでも費用を抑えるために自力で解体・分解をする場合は、今から紹介する方法を参考にしてみて下さい。
ベッドの解体・分解の際に用意するもの
ベッドを解体・分解する前に事前に以下のものを用意しておきましょう。
ベッドの取扱説明書(あれば)
ドライバー、六角レンチ
ネジをまとめる袋
ベッドフレームをまとめる紐・養生テープ・緩衝材(気泡緩衝材、古い毛布など)
ベッドの解体・分解の流れ
ベッドの解体・分解の主な流れは以下になります。
布団、シーツ、マットレスを外す
床板を外す
ヘッドボードを外す
ベッドの脚を外す
ベッドフレームを分解する
ベッドフレームを紐や養生テープでまとめ、緩衝材などで包む
布団、シーツ、マットレスを外す
参照:たまごごはん
まずはじめに布団、シーツ、マットレスを外します。
布団やシーツは、布団袋に入れておきます。
床板を外す
参照:YouTube
ベッドの床板部分を取り外します。
床板は、軽く乗せている程度のものが多いので簡単に取り外しが出来ます。
ヘッドボードを外す
参照:YouTube
ヘッドボードを固定しているネジを緩め、ヘッドボードを取り外します。
ベッドの脚を外す
参照:YouTube
ベッドの脚を外していきます。
ネジを緩めていくと簡単に外れる脚が多いです。
ベッドフレームを分解する
参照:YouTube
ベッドフレームを接続しているネジを緩め、ベッドフレームを分解していきます。
ベッドフレームを紐や養生テープでまとめ緩衝材などで包む
参照:YouTube
解体したベッドフレームを紐や養生テープでまとめ緩衝材などで梱包します。
ヘッドボードも同様に梱包して、引越しで運搬する際に傷つかないようにします。
ベッドの解体・分解の所要時間は、早ければ15分くらいで出来ますが、大型のベッドや解体作業が複雑になるベッドであれば、4時間近くかかる場合もあります。
以下にベッドの分解・解体する際に参考になる動画を紹介させていただきます。
ベッドの解体・分解の注意点
ベッドを解体・分解する際は、以下の点に注意して解体・分解するようにしましょう。
解体・分解する前の写真を細部まで撮っておく
ベッドを解体・分解する際は広い場所でする
ベッドの部品を無くさないように気を付ける
ベッドのネジが錆びている場合は、無理に外さない
ベッドフレームが曲がらないように注意する
ネジを外す時は、対角線上に外す
解体・分解する前の写真を細部まで撮っておく
ベッドの床板部分を取り外したら、ベッドプレームを解体・分解する前の写真を細部まで撮っておく事でベッドを組み立てる際にとても役立ってくれます。
ベッドのネジが錆びている場合は、無理に外さない
長い間使っているベッドの場合は、ベッドのネジが錆びてしまっていて、ネジが外れにくくなっている場合があります。
ネジが外れにくい場合は、無理に外さなくてもベッドフレームをトラックに乗せられたり、旧居や新居で搬入・搬出できればOKです。
ネジを外す時は、対角線上に外す
ネジを外す時は、片方のネジだけを全部外してしまうと、残ったネジに負荷がかかって、外しにくくなったり、ベッドフレームが壊れてしまう場合があります。
ですので、ネジを外す際は、一つのネジを緩めたら、次に緩めるネジは、対角線上のネジを緩めていくという順番でしていくと、安全にネジを外す事が出来ます。
ベッドの組み立て
ベッドを搬入・搬出した後に組み立てる際は、解体・分解の作業と逆の流れをすれば良いです。
ただ組み立てに関してもなかなか大変な作業で分かりにくい事もあるので、上の動画を参考にしてみて下さい。
ベッドの組み立ては、素人がするとなかなか大変な作業なので、YouTubeで動画で色々紹介されているので確認してみると良いです。
IKEA、ニトリのベッドの引越しの業者の対応
引越しの際にIKEAやニトリのベッドを引越し先に持っていく場合は、引越し業者によっては、断わられる場合があるので注意が必要です。
なぜIKEAやニトリのベッドの場合は、引越し業者が断る事があるの?
特にIKEAのベッドは、一度組み立てると、再度、解体してからの組み立て直しが出来る設計にはなっていないので、引越し業者が断るケースがあります。
もし引越し業者がIKEAのベッドを解体・分解し、引越し先で組み立てた際にIKEAのベッドが簡単に壊れてしまっても、補償も出来かねるので断るという選択肢になるようです。
IKEA、ニトリのような組み立て式ベッドで気を付けるポイント
ニトリやIKEAのような低価格帯の組み立て式ベッドの場合は、主に2種類のタイプがあり、解体・分解が難しいタイプと解体・分解が出来るタイプがあるので、違いを知っておく事も引越し業者に依頼しやすいか?どうか?という点で大切です。
解体・分解が難しい組み立て式ベッド
組み立てる時のパーツが木製(例:木ネジなど)で、接着剤を使うベッド
解体・分解が可能な組み立て式ベッド
組み立てる時のパーツが金属のもの(例:ボルトやナットや丸いプレートなど)
木ネジを使って素人でも組み立てられる仕様になっている組み立て式ベッドは、解体の際に一度、ネジを緩めてしまうと、穴が広がってしまうので、再度、組み立てた際に強度が落ちてしまってガタガタしてしまう事が出てきます。
また接着材を使うことでよって、解体・分解がしにくくなっている組み立て式ベッドもあります。
このように組み立てるパーツが木ネジや接着材を使用することで、一度解体・分解をしてから再度、組み立てると、しっかりした強度が保てなくて、引越し先で壊れてしまってクレームになってしまっても引越し業者の方では、困るので、断るケースが多くなってしまいます。
ただし、組み立てるパーツがボルトやナットの金属製のものを使っていても、素人が組み立てたベッドの場合は、組み立て直しをした際に簡単に壊れてしまうリスクは多少あるので、引越し業者は、断るケースがあります。
IKEAやニトリのような組み立て式ベッドは、引越し先に持って行きたい場合は、引越し業者に事前に確認をするようにしましょう。
特にIKEAのベッドは、断わられるケースが多い事を覚えて起きましょう。
それでもIKEAやニトリのベッドを解体・分解して引越し先に持って行きたい場合
じゃあせっかく購入して気に入っているIKEAやニトリのベッドを引越しさせる事は出来ないの?
IKEAのような分解・解体することを想定されていないベッドでも以下の方法であれば、引越しをすることが可能です。
ベッドを解体せずに引越し業者に運んでもらう
無理にベッドを解体して引越し業者に運んでもらう
IKEA・ニトリ専用の運搬業者や対応可能な引越し業者に運んでもらう
順番に説明をしていきましょう。
ベッドを解体せずに引越し業者に運んでもらう
IKEAやニトリのベッドを解体・分解せずに引越し業者に運んでもらう方法があります。
もし解体・分解しなくても玄関や階段から搬出・搬入が可能であれば、解体・分解せずに運びます。
シングルベッドであれば、マットレスとベッドフレームに分けるくらいで、搬出・搬入も可能です。
ただし、IKEAやニトリのような組み立て式ベッドは、強度が弱い傾向にあるので、解体・分解しないままトラックに載せて運搬すると、トラックの揺れでベッドフレームの接続部分が破損してしまうリスクもあります。
運搬中のベッドの破損などのトラブルを了承した上でなら、解体・分解せずに運んでくれる引越し業者もあります。
また解体・分解しないままだと玄関や階段からの搬出・搬入が出来ない場合は、人力やクレーン車で吊り上げて、窓から搬入・搬出する方法もあります。
無理にベッドを解体して引越し業者に運んでもらう
IKEA・ニトリのベッドでも組み立てるパーツがボルトやナットの金属製のタイプであれば、解体して運ぶ事も可能です。
ただし、ニトリのパイプ製ベッドの場合は、分解してもう一度、組み立てると、強度が戻らなくなる可能性があります。
IKEA・ニトリのベッドで組み立てるパーツが木製(例:木ネジなど)で、接着剤を使うタイプであれば、一度無理に解体する事でネジ穴が大きくなるので、組み立て直しをした際に強度が弱くなってガタガタしやすくなったり、簡単に壊れてしまうリスクがあります。
無理に解体する場合は、引越し業者の方でしてもらえず、自力で解体したベッドを引越し業者に運んでもらう形になる事が多くなります。
もし、無理に解体をして壊れてしまう可能性があることを了承した上でなら、ベッドを無理に解体して引越しをしてくれる業者もあります。
IKEAやニトリ専用の運搬業者や対応可能な引越し業者に運んでもらう
引越し業者に断わられたIKEAやニトリのベッドを別の運搬業者に運んでもらったり、IKEAのベッドの解体・組み立てにも対応してもらえる引越し業者に依頼するという方法もあります。
IKEA・ニトリのベッドに対応している運搬業者に依頼する場合、費用が高くなる可能性もありますが、それでもプロの手でIKEA・ニトリのベッドの解体・分解・組み立てをしてもらって引越し先に持って行きたいならオススメの方法です。
IKEA・ニトリのベッドの解体・分解・組み立て・引越しに対応してもらえる運搬業者・引越し業者は、以下になります。
アップル引越センター
参照:アップル引越センター
アップル引越センターは、IKEAのベッドの分解・組み立てにも対応してもらえますし、他の引越しの荷物もまとめて引越し先に運んでもらうことが可能です。
カグッコシ
参照:カグッコシ
カグッコシは、IKEAやニトリのベッドの解体・組み立てなどに対応してもらえます。
引越し先で組み立ての際は、新しい金属釘を使って、強度が強くなるように対処してもらえます。
職人引越センター
参照:職人引越センター
職人引越センターでは、IKEAのベッドの分解・引越し・再組み立てサービスの「イケア引越しパック」があります。
IKEAのベッドの再組み立ての際は、強度がしっかり保てるように必要に応じて新しい金属釘をIKEAから取り寄せてきちんと、組み立てをしてもらえる場合があるので、安心して依頼出来ます。
ベッドの運び方・運搬経路の注意事項
引越しの時にベッドの運ぶ場合は、どのようなことに注意すれば良いの?
上手に運ばないと建物やベッドを傷つけてしまう事もありますからね。
ここでは、ベッドの運び方の注意事項を紹介します。
搬出・搬入経路を確認する
ベッドは、大きな家具なので、殆どの場合は、ベッドフレームを解体・分解してコンパクトにしてから搬出・搬入をします。
それでも、マットレスが折りたたみ出来なかったり、分割出来ない一体型のマットレスの場合は、シングルベッドでも横幅98㎝×奥行195×高さ16cmくらいありますし、ダブルベッドの場合は、横幅140㎝×奥行195㎝×高さ16㎝くらいあって玄関や階段から入らない場合もあるので、事前に搬入経路を確認する事が大切です。
以下にベッドの搬入経路で確認しておいた方が良い場所を紹介します。
玄関、部屋の入口の確認
玄関のドア、部屋の入口の横幅や高さに余裕がない場合、ダブルベッド、クイーンベッドのマットレスの横幅が大きくて通れない事があります。
玄関のドアノブが出っ張っているのが邪魔になったり、玄関の扉が片開きで90度しか開かなくて、マットレスが入らないケースがあります。
またマンションやアパートでよくあるのは、玄関前の共有スペースの幅が狭くて、マットレスが回転するスペースがなくて入れないケースがあります。
階段の確認
上記画像のようなメゾネットタイプの集合住宅の階段は、玄関を開くとすぐに階段があり、マットレスを動かすスペースが確保できなくて、マットレスが階段から入れないケースがあります。
階段の天井が低く設計されていて、マットレスが階段に合わせて斜めに倒すことが出来ず、階段を通れないケースがあります。
また階段のコの字型に折れ曲がっている踊り場部分やL字に折れ曲がっている階段部分でマットレスが回転できなくて、通れない事がよくあります。
コの字型の踊り場部分の高さ、横幅、奥行がマットレスの高さ、横幅、奥行よりサイズの大きさに余裕があるか確認をしておく事が大切です。
また、横幅140㎝のダブルベッドのマットレス、横幅160㎝のクイーンベッドのマットレスなどは、L字に折れ曲がっている階段部分の天井の高さが低く設計されている場合は、マットレスが天井部分などに当たって立てられなかったり、壁に当たったりして階段を通れないケースがよくあります。
階段のL字部分の高さ、横幅、奥行がマットレスの高さ、横幅、奥行よりサイズの大きさに余裕があるか確認をしておく事が大切です。
マットレスが階段を通れるかどうか?は、念入りに確認しておくほうが良さそうだね。
廊下の確認
室内廊下の幅・高さが狭かったりするとマットレスの搬入・搬出に手間がかかります。
室内廊下の曲がり角でマットレスを斜めに倒したり、回転させることが出来ない事があり、通れないケースがあります。
エレベーターの確認
低層マンションによくある定員4名や定員6名の小型のエレベーターの場合、ダブルベッド以上のマットレスが入らないケースがあります。
小さいエレベーターの場合は、扉の高さが低いので、横幅が大きなマットレスを斜めにして入れる必要がありますが、エレベーターの奥行が狭くて、マットレスを斜めにすると、はみ出てしまって入らないケースがあります。
ベットフレーム、マットレスを梱包する
参照:Amazon
一体型の折りたたみが出来ないマットレスは、上記画像のような専用の梱包資材で梱包する事でマットレスや建物を傷つける事なく安全に運ぶ事が出来ます。
専用の梱包資材がなければ、毛布でマットレス全体を包み、養生テープや紐で巻きつけ固定します。
折りたたみ式のマットレスや分割式のマットレスであれば、コンパクトにしてから布団袋で梱包しても良いです。
解体したベッドフレームを紐や養生テープでまとめ梱包材、緩衝材、毛布などで梱包します。
布団を梱包する
参照:Rakuen
布団や枕は、小さくたたんで、布団袋に入れて、梱包します。
階段、廊下などを養生をする
ベッドを運ぶ際は、階段や廊下を養生しておくのも重要です。
例えば、廊下の曲がり角でマットレスを方向転換する際に傷をつけてしまったり、マットレスを階段の上に置く際に少し引きずってしまってマットレスを傷つけてしまう場合などがあります。
ひこ
特にマットレスが分割・折りたたみが出来なくて、階段や廊下の幅ギリギリで搬入・搬出する場合は、階段や廊下を傷つけないように養生すると良いです。
マットレスは2人以上で持ち運ぶ
マットレスは、重量は10~30㎏なのでそれほど重くないですが、サイズが大きいので1人で運ぶことは出来ません。
無理して1人で持ち運ぼうとすると、マットレスを引きずってしまって傷をつけてしまう可能性もあります。
ですので、マットレスの持ち運びは、2人でするようにしましょう。
エレベーター部分のマットレスの運び方
小さく奥行の狭いエレベーターの場合は、マットレスを対角線上に斜めにする事でエレベーターの中に収めて運ぶことが出来ます。
玄関部分のマットレスの運び方
マンションやアパートでは、玄関前の共有スペースの幅が狭い場合があるので、マットレスを運ぶ際は、回転させながら壁にぶつけないように慎重に運んでいきます。
廊下の曲がり角のマットレスの運び方
廊下の曲がり角を通す際、横幅が大きいマットレスの場合、まずマットレスを立ててみます。
マットレスを立ててみたら、今度は、マットレスを立てたままで、曲がり角に対してマットレスを回転させながら移動していきます。
すると、曲がり角に対してマットレスが通れるようになります。
階段のマットレスの運び方
参照:無印良品
ベッドを2階の部屋に搬入する場合は、階段が大変な場所の一つです。
マットレスは、階段面に合わせて斜めに倒し、2人で上と下に分かれて持ち運びます。
マットレスを持ち運ぶ際に足を踏み外す事が無いように一段一段、慎重に持ち運ぶようにしましょう。
階段の踊り場部分では、マットレスを一旦、立てて、回転させて階段の壁に当たらないように気をつけて持ち運びます。
ベッドの階段の運び方に関しては、下記ページを参考にしてみて下さい。
搬出・搬入経路を確認する
ベットフレーム、マットレスを梱包する
布団を折りたたみ布団袋に入れて梱包する
階段、廊下などを養生をする
マットレスは2人以上で持ち運ぶ
エレベーターの奥行が狭い場合は、マットレスを対角線上にして入れる
玄関部分は、マットレスを回転させて入れる
廊下の曲がり角は、マットレスを立てて、回転させて運ぶ
階段部分は、階段面に対して水平にマットレスを倒して運ぶ
ベッドが玄関・廊下・エレベーターから入らない場合の対処法
ベッドが解体・分解出来なかったり、マットレスが大きい場合は、玄関、部屋のドア、廊下、エレベーターから入らない場合があります。
またIKEAやニトリのベッドを解体・分解しないまま引越しをする場合も玄関、部屋のドア、廊下、エレベーターから入らない場合があります。
ベッドが玄関・部屋のドアなどから入らない場合は、どう対処すれば良いの?
ベッドが入らない場合は、以下の方法で搬入・搬出が可能です。
吊り上げ作業をしてもらう
参照:ベンリー甲府南西店
ベッドやマットレスが入らない場合やIKEA・ニトリのベッドを解体・分解しない場合は、クレーンやユニック車、昇降機、荷揚げ機、電動リフトによる吊り上げ作業か人力による手吊り作業をしてもらう方法があります。
ベッドのクレーン・ユニック車・昇降機による吊り上げ作業、人力による手吊り作業に関しては、下記記事をご確認下さい。
引越し時のベッドの解体・分解の費用の格安業者の見つけ方
引越し時のベッドの解体・分解・組み立て料金は、引越し業者によっては、無料になる場合もありますし、有料だけど費用が安い業者があります。
逆にベッドの解体・分解・組み立て料金が相場より高い引越し業者もあります。
またIKEA・ニトリのベッドの解体・分解・組み立てを断る引越し業者もありますし、柔軟に対応してくれる引越し業者もあります。
引越しの際のベッドの解体・分解・組み立て料金が安くなる引越し業者を探すには、どうしたら良いの?
一社のみから見積もりを取るのではなく、複数の引越し業者から見積もりを取る事がオススメの方法です。
最低3社以上から見積もりを取る
引越し時のベッドの解体・分解・組み立て料金をできるだけ安く抑えたいなら、最低3社以上の見積もりを取った方が良いです。
またIKEA・ニトリのベッドの引越しに対応してもらえる業者を見つける場合も複数の引越し業者に見積もりを取ると良いです。
仕事が暇で仕事をこなしたい引越し業者を見つけられた場合、費用を安くしてくれる場合があります。
でも複数の業者に見積もりを依頼すると言っても、インターネットで一つ一つ探すのも面倒だし、一つ一つの業者に建物の状況やベッドの大きさなどを伝えるのも面倒なんだよね。
複数の業者に見積もりを依頼する手間を省いてくれる便利なサービスが実はあります。
引越し一括見積もりサイトを利用する
引越し一括見積もりサイトは、複数の引越し業者に1度の簡単な情報入力で、最大で10社からの見積もりを無料で取ることができます。
また、あなたの地域のベッドの解体・分解・組み立てを無料or安くで請け負ってくれる業者を引越し一括見積もりサイトを利用すると、簡単に見つけることができます。
引越し一括見積もりサイトには、100社~200社位の引越し業者が登録しているので、引越し時のベッドの解体・分解の費用が安くなりやすい引越し業者を見つけることも容易です。
さらには、引越し一括見積もりサイトに登録している引越し業者間で価格競争も起こりやすいく、値引き交渉も応じてもらいやすくなります。
このように、引越し一括見積もりサイトを利用することによって、引越し時のベッドの解体・分解・組み立て料金を安く請け負ってくれる業者を簡単に見つけることが可能です。
引越し一括見積もりサイトを利用するメリット
一度の情報入力で最大10社の見積もり金額が分かる
あなたの地域のベッドの解体・分解・組み立てを安くで請け負ってくれる業者が簡単に見つかる
価格競争が起こり、値引き交渉にも応じてもらいやすい
一番安い業者が見つかりやすい
引越し時のベッドの解体・分解の見積もりを取るのにオススメの一括見積もりサイト2選!
ベッドの解体・分解・組み立ての見積もりの取り方
後ほど紹介する引越し一括見積もりサイトにアクセスしたら、上記画像のベッドの部分に「1」と入力しましょう。
備考欄に「引越しの際のベッドの解体と組み立てもお願いしたい」「IKEAのベッドの引越し」などと入力をしましょう。
以下にベッドの解体・組み立ての見積もりを取る際にオススメの引越し一括見積もりサイトを紹介します。
オススメ1位 引越し侍
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しつこい営業電話がいっさいない!
メールだけで引越し業者とやり取りできる!
見積もりの際にしつこい電話営業が嫌な方。
電話よりもメールだけでやり取りをしたい方にオススメ。
たった30秒で引越しの見積もりが可能です。
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