ダブルベット、クイーンベッド、キングベッドなど大型のベットは、建物への搬入や搬出が意外と大変です。
分解や組み立てができるタイプのベッドであれば、分解や組み立てをして建物への搬入や搬出が可能です。
しかし、分解や組み立てが困難で人力やクレーンでの吊り上げ、吊り下げの作業が必要になる場合もあるでしょう。
「1階のベッドを2階に移動させたい」
「マットレスが大きくて階段を通れない」
「ベッドを購入したけれども階段が狭くて、家具屋さんの配達員が2階に上げてくれなかった」
「ベッドが玄関や廊下、エレベーターに入らなくて搬入が困難」
などのような場合は、業者に依頼して、吊り上げや吊り下げ作業をしてもらうことになります。
このページでは、ベッドの吊り上げ、吊り下げ料金の相場、費用を格安にする方法などを紹介していきます。
目次
ベッドの吊り上げ、吊り下げ作業が必要な時は、どんな時?
参照:ベンリー甲府南西店
ダブルベッド、クイーンベッド、キングベッドなど大型のベッドで分解できないタイプは、ベッドの吊り上げや吊り下げが必要になる場合があります。
また、ベッドの枠組みは分解出来て、搬入できるものの、マットレスが大きくて搬入、搬出できないなどの場合もあります。
ベッドの吊り上げ、吊り下げが必要なのは、どんな場合なの?
ベッドの吊り上げ、吊り上げが必要なのは、以下のような場合です。
ベッドが玄関から搬入、搬出できない
ベッドが階段を通れない
エレベーターがない集合住宅
順番に説明していきましょう。
ベッドが玄関から搬入、搬出できない
ダブルベッド、クイーンベッド、キングベッドで分解ができないタイプの大型ベッドは、サイズが大きくて、玄関から搬入や搬出が出来ないケースがあります。
新築、集合住宅の玄関自体は、それほど小さくなくても、ベッドが大きすぎて、通れない場合があるのです。
2階にベッドを搬入したい場合や2階のベッドを搬出したい場合は、ベッドを吊り上げたり吊り下げたりして、2階の大きな窓から搬入、搬出をします。
ベッドが階段を通れない
ベッドが玄関は、通れるものの、階段を通れないというケースがあります。
階段によっては、折曲がっているタイプの階段やらせん状のタイプの階段があって、幅も奥行もあるベッドは、どおしても通れないというケースが出てきます。
このような場合も大きな窓からベッドを搬入や搬出をしていきます。
エレベーターがない集合住宅
エレベーターがない集合住宅には、階段が狭いタイプのマンションやアパートがあります。
また、階段が折れ曲がっていて、ベッドの搬入や搬出が困難なケースがあります。
集合住宅の中には、エレベーターがなくて5階建てなどの場合もあって、狭い階段や狭い廊下を作業員がギリギリのペースに体を入れて、無理にベッドを搬入せずに大型のクレーンを使う場合が良いという事もあります。
ベッドの吊り上げ、吊り下げ作業にはどんな方法がある?
ベッドの吊り上げ、吊り上げが必要な時は、どんな方法でするの?
ベッドが入り口のドアや階段を通らない場合の吊り上げ、吊り下げの方法には、以下の3つの方法があります。
クレーンで吊り上げ、吊り下げる
人力で吊り上げ、吊り下げる
荷揚げ機、昇降機で吊り上げ、吊り下げる
ベッドをクレーンで吊り上げる
ベッドを2階や3階に吊り上げ、吊り下げをする場合、クレーンによる吊り上げ方法もあります。
人力での吊り上げ、吊り下げ方法が困難なエレベーターがない集合住宅などであれば、クレーンによる吊り上げ、吊り下げ作業をする場合があります。
2tユニックなど小型のクレーンの場合は、2階へのベッドの搬入や搬出に有効ですし、集合住宅の5階にベッドの搬入や搬出が必要な場合は、大型のクレーンでベッドの吊り上げ、吊り下げを行います。
大型のクレーンの場合は、費用がかなり高くなってしまいます。
クレーンによる吊り上げ、吊り下げの場合、建物の近くにクレーンを停められるスペースがある事が条件になります。
また、ベッドを吊り上げて搬入しようとしている窓やベランダ付近に堀や木など邪魔なものがないこともクレーンによる吊り上げが可能かどうかの検討材料になります。
人力でベッド、マットレスを吊り上げ、吊り下げる
ベッドでも分解ができるタイプであれば、2階に搬入する場合、玄関から入って階段を通って搬入することができます。
しかし、ベッドが分解ができなかったり、分解ができたとしてもマットレスが大きくて玄関や階段を通れない場合は、人力でロープを使って吊りり上げ、吊り上げ作業で搬入や搬出をします。
かなり大きめのベットであっても、作業人数を増やせば、人力による手吊りが可能になります。
もし人力での吊り上げ、吊り下げが難しい場合は、クレーンによる吊り作業か昇降機や荷揚げ機を使って吊り作業をすることが可能です。
人力でベッドやマットレスを吊り上げ、吊り下げをするのは、引越し業者であれば、作業も手馴れているので、安心して依頼することができます。
そっか~。良かった~!
手吊りによるベッドの吊り作業をする流れは、まずはベッドの枠やマットレスを梱包資材等などで丁寧に梱包します。
次に梱包したベッドを吊り作業専用のロープでくくり、人の手作業によって吊り上げ、吊り下げをしていきます。
必要に応じて、ハシゴなども使っていきます。
引越し業者は、ベッドの手吊りも慣れたもので、梱包から吊り上げ作業、ベッドの設置までの流れを1時間程度で完了してくれることが殆どです。
荷揚げ機や昇降機でベッドやマットレスを吊り上げ、吊り下げる
参照:便利屋 解決本舗
荷揚げ機とは、電動のハシゴです。
専用のハシゴを斜めにかけて、ベッドやマットレスを乗せて電動の力を利用して吊り上げ作業を行います。
クレーンが使えないところでも使用可能の便利な器具です。
ただし、荷揚げ機や昇降機に関しては、引越し業者が保有していない場合があるので、事前に確認が必要です。
ひこ
ベッドの吊り上げ、吊り下げを依頼する場合、どの方法が一番適しているか?業者さんに実際に現地を見てもらって確認をしてもらいましょう。
ベッドの吊り上げ、吊り下げの料金にはバラつきがあるので注意
ベッドの吊り作業の料金には、バラつきがあるので注意が必要です。
そうなんだ~。なぜなの?
ベッドの吊り上げ、吊り下げ作業を請け負ってくれる業者は、引越し業者か便利屋さんになります。
便利屋さんの中には、ベッドの吊り作業の詳細や料金の明示をきちんとしている業者があります。
しかし、引越し業者の場合は、ベッドの吊り作業の料金をきちんと明示してない場合がほとんどです。
なぜなら、引越し業者の場合は、引越しが忙しい時期の場合は、ベッドの吊り作業の仕事を断るケースがあったり、料金が高い見積もり金額で提示される場合があります。
逆に引越し業者の場合は、平日の午後からは暇になりやすいので、ベッドの吊り作業をかなり安く請け負ってくれることがあります。
さらには、吊り作業が必要なベッドが複数ある場合、2つ目以降は半額や無料でサービスしてくれる引越し業者もあったりします。
このように、ベッドの吊り作業の料金と言うのは、決まっていなくてバラつきがあるのです。
便利屋さんの方が安くなる場合もありますし、引越し業者の方が安くしてくれたり、複数ある場合は、かなりサービスしてくれる場合もあります。
また引越し業者の場合は、上手に値引き交渉をすると、相場の価格よりかなり安くでベッドの吊り作業をしてくれる場合があります。
後は、建物から吊り作業する場合、どんな状況になるか?作業員が何人ぐらい必要なのか?どのクレーンを使用するのか?などによってでも料金は変わってきます。
様々な状況によって料金は、変わってきますが、以下に、ベッドの吊り作業の相場を記載します。
ベッド、マットレスの吊り上げ、吊り下げ作業の料金の相場
料金 | |
---|---|
2名による手吊り | 10,000円~25,000円 |
3名による手吊り | 12,000円~35,000円 |
4名による手吊り | 15,000円~45,000円 |
2tユニックで吊り作業 | 15,000円~30,000円 |
大型クレーンで吊り作業 | 60,000円~100,000円 |
荷揚げ機で吊り作業 | 10,000円~25,000円 |
上記の料金相場は、あくまで目安です。
実際の費用が知りたい場合は、きちんと業者に見積もりを出してもらうことが必要です。
大型ベッドを自力で吊り上げ、吊り下げは可能?
ベッドを自力で吊り上げ、吊り下げは出来ないかな?
結論から言いますと、出来なくはないですが、とても危険なので、あまりオススメはしません。
そっか~。
ベッドの吊り作業を業者に依頼すると、どんなに安くても10,000円以上はかかりますし、場合によっては20,000円~50,000円くらい必要な場合があります。
自力で吊り上げできるなら、その費用をできるだけ浮かせたいと思いますよね。
もし自力でベッドの吊り作業をする場合は、大人3人~4人は必要です。
自力でベッドの吊り作業をする流れ
自力でベッドの吊り作業をする流れは、まずはベッドが傷つかないように、梱包資材や毛布なので丁寧に梱包します。
そして、ベッドを搬入する2階の窓やベランダも傷がつかないように養生をしておきます。
トラックの荷台や地面から、2階のベランダや窓にハシゴをかけます。
梱包資材や毛布なのでくるんだベッドをロープでくくります。
トラックの荷台や地面に1人か2人、2階のベランダや窓付近に1人か2人と2手に分かれ、2階の人がロープでベッドを慎重に引き上げていきます。
地面から2階にかけているハシゴを、ガイドレール代わりにしてロープでベッドを引き上げて行きます。
トラックの荷台や地面側の人は、もしベッドが落ちてきても、下敷きにならないよう、くれぐれも気をつけましょう。
ただし、自力でのベッドの吊り作業は、非常に危険を伴う作業で、大怪我をしてしまう可能性も大いにあるので、オススメはできません。
専門の業者に依頼したほうが安全でしょう。
ベッドの吊り上げ、吊り下げ料金を格安にする秘訣!
ベッドの吊り作業の料金を格安にする方法を教えて!
以下にベッドの吊り作業の料金を格安にする方法を紹介します。
ベッドの吊り作業の費用を格安にする方法は、以下になります。
相見積もりを取る
無料の一括見積もりサイトを利用する
業者の都合の良い日時に合わせる
になります。
順番に説明をしていきます。
相見積もりを取る
ベッドの吊り上げ、吊り下げ料金は、先ほども説明した通り、バラつきがあります。
便利屋さんの場合は、ホームページにあらかじめ料金の記載があったりしますが、引越し業者の場合は、その時々によって料金が変わってきたりします。
引越し業者の場合は、ベッド単体の吊り作業の費用を明確に決めていない場合がほとんどです。
なので、便利屋さんに依頼した方が安くなる場合もあれば、引越し業者に依頼した方が安くなる場合もあります。
見積もりを取るのが面倒だからと言って、ベッドの吊り作業の見積もりを1社だけに依頼すると、一般的な相場より高い金額を、提示されて思ってたより高額になる場合もあります。
ですので、ベッドの吊り作業の費用をできるだけ安く抑えたいなら、相見積もりを必ず取るようにしましょう。
できれば3社以上の相見積もりを取ると、ベッドの吊り作業の料金の違いも分かりやすく、安くて、安心して依頼できる業者も見つけやすくなります。
見積もりは、最低3社以上から相見積もりを取る
無料の一括見積もりサイトを利用する
ベッドの吊り作業の費用を格安に抑える方法の2番目は、無料の引越し一括見積もりサイトを利用することです。
一括見積もりサイトってどんなサービスなの?
引越し一括見積もりサイトとは、ベッドの吊り作業の状況をちょっと入力するだけで、最大で10社からベッドの吊り作業の見積もり料金が分かるとても便利なサービスです。
引越し一括見積もりサイトには、100社~200社ぐらいの引越し業者が登録しており、あなたの地域のベッドの吊り作業に最適な業者を簡単に見つけられるのでとてもありがたいサービスです。
無料でサービスを利用できるだけでなく、登録してる業者間での価格競争が起こりやすいので、料金も値下がりしやすく、1番安くなる業者が見つかりやすいという部分もオススメできるサービスと言えます。
もし、良い業者が見つからなければ、契約しなくても大丈夫なので、気軽に利用が出来ます。
引越し一括見積もりサイトを利用するメリット
一度の情報入力で最大10社の見積もり金額が分かる
あなたの地域のベッドの吊り作業を請け負ってくれる業者が簡単に見つかる
価格競争が起こり、値引き交渉にも応じてもらいやすい
一番安い業者が見つかりやすい
業者の都合の良い日時に合わせる
引越し業者は、平日の午後から夕方あたりは、暇になりやいです。
引越し業者にベッドの吊り作業を依頼する場合、引越しの繁忙期や土曜日や日曜日、午前中は、費用が高くなりやすいだけでなく、値引き交渉にも応じてもらいにくくなります。
平日の午後から夕方あたりは、引越し業者は暇になりやすいので、費用を安くしてでも仕事を取るために値引き交渉応じてくれて安くなります。
引越し業者に仕事の空き状況を確認しながら、「どの日時だったら1番安くなりますか?」と都合を聞いて引越し業者に合わせていくと、費用が安くなる場合があります。
なるほど~!
ベッドの吊り作業にオススメの一括見積もりサイト2選!
ベッドの吊り上げ、吊り下げの見積もりの取り方
後ほど紹介する引越し一括見積もりサイトにアクセスしたら、上記画像のベッドの部分の該当するベッドの大きさの部分に「1」と入力しましょう。
もしベッドのサイズがクイーンベッドであったり、キングベッドの場合は、下記画像をご確認下さい。
備考欄に「ベッドを2階へ吊り上げ」などと入力をしておきましょう。
クイーンベッド、キングベッドの場合は、備考欄にベッドのサイズも記載しておくと良いでしょう。
以下にベッドの吊り上げ、吊り下げ作業の見積もりを取る際にオススメの引越し一括見積もりサイトを紹介します。
オススメ1位 引越し侍
引越し業者の提携数が業界No1なので一番安い引越し業者を見つけやすい!
最大10社の見積もりが可能!
引越し料金が最大で50%安くなることもある!
テレビでも有名な引越し見積もりサイト!
たった50秒で見積もりが完了し、5万円以上お得に引越ししたい方は、引越し侍がオススメ!
引越し侍なら一番安い引越し業者を見つけられます。
オススメ2位 SUUMO引越し
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電話よりもメールだけでやり取りをしたい方にオススメ。
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