新しく購入した冷蔵庫が玄関から入らないというトラブルは意外と多くあります。
引越しの際に冷蔵庫が階段を通らなくて2階のリビングに設置できなくて困る話もよくある話です。
冷蔵庫は、ファミリーサイズになると、とても大きいので玄関、階段、エレベーター、廊下などが難所で入らないケースが多く、搬入・搬出がとても大変な家電製品です。
冷蔵庫の搬入経路、搬出経路のサイズをきちんと確認したつもりなのに、いざ搬入・搬出しようと思ったら冷蔵庫がギリギリ通らないなどのいう状況におちいることもあります。
私も新居に引越しする際に冷蔵庫が入らなくて困った事がある。
このページでは、冷蔵庫が玄関、階段、廊下から通らない、入らない場合の対処法について詳しく紹介します。
目次
大容量の冷蔵庫のサイズを確認
冷蔵庫のサイズは、容量によって様々です。
単身用の冷蔵庫や2人暮らし用の冷蔵庫は、それほどサイズが大きくないので、搬入作業で大変な思いをすることはあまりありません。
しかし、500~600Lを超える大容量の冷蔵庫は、搬入経路となるエレベーター、玄関、部屋のドア、階段、廊下が通れなくて、大変な思いをする場合があります。
ここでは、ファミリー用の500~600Lを超える大容量の冷蔵庫のサイズや重量を紹介します。
大容量 650Lの冷蔵庫(5人家族以上)のサイズと重量
パナソニック NR-F656WPX-H [6ドア /観音開きタイプ /650L]
参照:ビックカメラ
650Lの大容量の冷蔵庫のパナソニック NR-F656WPX-H [6ドア /観音開きタイプ /650L] は、幅75㎝×奥行き74.5㎝×高さ182.8㎝=3辺合計長さは332.3㎝、重量は120㎏です。
650Lの大容量の冷蔵庫は、横幅も奥行も大きいので、玄関、エレベーター、ドア、廊下、階段などの搬入の難所の部分で通らないケースが多いです。
大容量 735Lの冷蔵庫(5人家族以上)のサイズと重量
日立真空チルドR-WX74K[6ドア /観音開きタイプ /735L]
参照:ビックカメラ
735Lの大容量の冷蔵庫の日立真空チルドR-WX74K[6ドア /観音開きタイプ /735L] は、幅88㎝×奥行き73.8㎝×高さ183.3㎝=3辺合計長さは345.1㎝、重量は140㎏です。
735Lの大容量の冷蔵庫も横幅と奥行きのサイズがかなり大きいので、特に階段は通れないケースが殆どでしょう。
冷蔵庫が玄関から入らない・通らないケース
大きな冷蔵庫が入らない一つの難所が玄関です。
玄関の横幅や高さは、建築基準法で定められた規定以上の大きさにはなっているものの、大容量の冷蔵庫になると、横幅や奥行がかなり大きいので玄関を通れないケースがあります。
玄関の横幅や高さに余裕がない場合は、大容量の冷蔵庫になると幅が90㎝で奥行が75㎝なので、入らない場合があります。
また、ドアノブが以外とネックになる場合があります。
玄関のドアが片開きで90度しか開かなくて冷蔵庫が入らない
扉が片開きで90度しか開かない玄関があります。
冷蔵庫を玄関の前に置くと、ドアを開ける事ができなので、冷蔵庫が通れないケースがあります。
玄関のドアノブが邪魔で冷蔵庫が入らない
玄関の扉を開けると、ドアノブの部分が邪魔をして冷蔵庫が入らないケースがあります。
玄関の入口の靴箱が邪魔で冷蔵庫が通れない
マンションやアパートでよくあるのは、玄関の入り口部分に備え付けの靴箱が設置してあって、出っ張っていて邪魔になってしまって冷蔵庫が通れないケースがあります。
備え付けの靴箱は、取り外しが出来なかったり、冷蔵庫の搬入業者が靴箱の取り外しを断るケースがあり、冷蔵庫が搬入できない場合があります。
他にも集合住宅の玄関の場合は、玄関のドアのポストが出っ張っていて、障害になって冷蔵庫が入らないケースもあります。
冷蔵庫が階段から入らない・通らないケース
2階にリビングがある場合、冷蔵庫の搬入で一番のネックになるのが、階段部分です。
特に大容量の冷蔵庫は、横幅が75~90㎝、奥行が73~75㎝あり、階段から入らないケースは、多いです。
階段のどのようなところで冷蔵庫が通らないのか?を紹介していきます。
階段の入口部分のスペースが狭くて冷蔵庫が入らない
上記画像のようなメゾネットタイプの集合住宅の階段は、玄関を開くとすぐに階段があり、冷蔵庫を動かすスペースが確保できなくて、冷蔵庫が階段から入れないケースがあります。
階段の入口部分では、手すりを差し引いた階段の横幅が70㎝ぐらいになるのですが、大容量の冷蔵庫は、横幅が75~90㎝、奥行が73~75㎝あり、冷蔵庫のサイズの方が大きいため通れないケースが多いです。
階段を通れない冷蔵庫って多くなりそうだね。
冷蔵庫を持って階段を移動する場合、冷蔵庫の横幅や奥行よりも階段の横幅が+10㎝の余裕は必要になるので横幅や奥行が60㎝以上の冷蔵庫も階段を通れないケースが多いです。
階段の天井が低く設計されていて、横幅や奥行があり、高さもある大きな冷蔵庫は、階段に合わせて斜めに倒すことが出来ず、階段を通れないケースがあります。
階段の踊り場部分で冷蔵庫が通れない
冷蔵庫の階段の搬入で一番厄介になってくるのが踊り場の部分です。
踊り場の部分は、高さ、横幅、奥行が冷蔵庫の高さ、横幅、奥行よりサイズのよりも+10㎝の大きさに余裕がないと、冷蔵庫は、通れません。
踊り場の天井が低い場合は、冷蔵庫を立てる事が出来なくて、上記画像のように冷蔵庫を倒したままでは方向転換できなくて、階段を通れないケースがあります。
踊り場の奥行が狭かったり、踊り場前後の階段の横幅に余裕がない場合は、上記画像のように冷蔵庫を立てたままでも冷蔵庫の横幅部分か奥行部分が階段に当たってしまうので、方向転換が出来ず階段を通れないケースもあります。
階段のL字部分で冷蔵庫が通れない
階段の途中でL字に折れ曲がっている部分も大きな冷蔵庫が通れない難所になります。
L字に折れ曲がっている部分は、高さ、横幅が冷蔵庫の高さ、横幅、奥行よりサイズの大きさに余裕がないと、冷蔵庫が通れません。
L字に折れ曲がっている部分の天井の高さが低く設計されている場合は、高さが180㎝ある冷蔵庫を立てる事が出来ない場合があります。
冷蔵庫を立てる事が出来ず、階段面に対して斜めに倒して運ぶ際にL字の部分で冷蔵庫が回転できずに階段を通れないケースがあります。
L字に折れ曲がっている部分の天井の高さに余裕があっても横幅や奥行に余裕がない場合は、冷蔵庫を立てられたとして、冷蔵庫の横幅部分や奥行部分が階段に当たってしまうので回転が出来ず、階段を通れないケースがあります。
らせん階段は冷蔵庫が通らない
らせん階段の場合、横幅が通れても奥行部分が階段に当たって冷蔵庫が通れないケースがとても多いです。
冷蔵庫がエレベーターに入らないケース
低層マンションによくある定員4名や定員6名の小型のエレベーターの場合、冷蔵庫が入らないケースがよくあります。
エレベーターの扉の高さが低く、奥行が狭くて冷蔵庫が入らない
小さいエレベーターの場合は、扉の高さが低いので、高さがある冷蔵庫を斜めにして入れる必要がありますが、エレベーターの奥行が狭くて、冷蔵庫を斜めにすると、はみ出てしまって入らないケースがあります。
室内廊下、部屋の入口から冷蔵庫が入らない・通らないケース
冷蔵庫の搬入経路で最後の難所になるのが、室内廊下と部屋の入口のドアです。
室内廊下の幅・高さが狭かったり、部屋の入口の幅や高さが狭い場合、大きな冷蔵庫が入らないケースがあります。
室内廊下の曲がり角で冷蔵庫が通れない
一般的な住宅の廊下の平均の幅は、75~80㎝です。
大容量の冷蔵庫になってくると、幅が75~90㎝で奥行が75㎝くらいあるので、直線の廊下だけでも通るのは厳しいですが、曲がり角になると、奥行部分が通れても曲がり角の部分で横幅の部分が廊下の壁に当たってしまったり、方向転換できなかったりして、廊下を通れないケースがあります。
また、廊下を通る場合も廊下の幅が冷蔵庫の横幅と奥行きと比べて+10㎝の余裕がないと、通れないです。
部屋のドアが片開きで90度しか開かなくて冷蔵庫が入らない
部屋のドアが片開きで90度しか開かなくて、冷蔵庫を部屋の前に置くと、ドアを開けることが出来なくて、冷蔵庫が入れないケースがあります。
部屋のドアノブが邪魔で冷蔵庫が入らない
部屋のドアを開けると、ドアノブの部分が邪魔をして冷蔵庫が入らないケースがあります。
部屋の入口や廊下も階段を搬入する際にネックになる部分なんだね。
冷蔵庫が入らない場合、キャンセル・返品・交換は可能?
冷蔵庫が玄関、階段、部屋のドアから入らなかった場合、様々な対策をすると、殆どの場合、搬入が可能なのですが、まずはじめに考えるのは、搬入できなかった場合は、冷蔵庫は、返品できるものなのか?がまず知りたい事だと思うので、先にお伝えをしていきます。
冷蔵庫が玄関、階段などから入らなかった場合は、キャンセルやサイズの交換は出来るの?
基本的には、化粧箱(外側のダンボール)から出してしまっている場合は、キャンセル、返品はできませんが、化粧箱(外側のダンボール)を依頼ていなければ、キャンセル、返品が可能です。
化粧箱(ダンボール)未開封の場合
キャンセル、返品、交換が可能
化粧箱(ダンボール)開封の場合
キャンセル、返品、交換が不可能
冷蔵庫の化粧箱(ダンボール)を空けてしまった場合、新品の冷蔵庫ではなくなる為、同じ価格で冷蔵庫を販売する事は、出来なくなってしまいます。
ですので、冷蔵庫の化粧箱(ダンボール)を空けてしまった時点で返品や交換は出来なくなってしまいます。
ただし、冷蔵庫の化粧箱(ダンボール)が未開封の場合、新品の冷蔵庫という扱いになる為、新品の価格で冷蔵庫を販売する事が可能なので、返品を受け付けてもらう事が出来ます。
冷蔵庫の化粧箱(ダンボール)を開けて、搬入出来なった場合は、お客側の搬入経路の確認不足となり、お客都合でキャンセル不可となってしまうようです。
もしまだ冷蔵庫を購入していなくて、冷蔵庫が通れるかどうか?心配な場合は、電気屋さんに有料になる場合もありますが、下見をしてもらうと安全です。
冷蔵庫が入らない、通らない場合の対処法
冷蔵庫の大きさ、搬入経路のサイズをしっかり測ってみたものの、実際に冷蔵庫を運ぼうとした際に冷蔵庫が通れなくて、立ち往生してしまう事も往々にしてあるものです。
冷蔵庫の化粧箱(ダンボール)を開封してしまった場合は、キャンセルも出来ないので、他の対策方法で冷蔵庫を入れられないか?検討してみる必要があります。
もし冷蔵庫が玄関や階段から入らなかった場合、何かオススメの対処法はあるの?
自力で簡単に出来る対処法からプロにお願いする方法など様々な対処法がありますので、順番に紹介しますね。
化粧箱(ダンボール)、梱包資材を取り外し、むき出しの状態で搬入する
冷蔵庫を搬入する際、通常は、化粧箱(ダンボール)は、未開封のままで、更に専用の梱包資材や毛布などでくるんで梱包をした状態で搬入作業を行います。
冷蔵庫の梱包をきちんとする理由は、冷蔵庫や建物を傷つける事なく安全に搬入をする事が出来るからです。
しかし、冷蔵庫の搬入経路であと1㎝で入るか?入らないか?などのギリギリの場面に出くわすことが多々あります。
冷蔵庫の搬入が1㎝で出来るか?どうか?という状況になった場合、冷蔵庫の化粧箱(ダンボール)を開封し、発泡スチロールなどの梱包材も取り外し、冷蔵庫をむき出しの状態にすることで、何とか運び入れる事が出来るケースがあります。
もし、化粧箱(ダンボール)を開封する場合は、あとあとキャンセルが出来なくなることは、承知する必要があります。
それはしょうがないね。
ひ
こ冷蔵庫を梱包せずに冷蔵庫が建物に当たってしまって冷蔵庫や建物が傷ついてしまった場合、補償をしてもらえない可能性もあるので、このあたりについては、事前に冷蔵庫を搬入してくれる業者さんにきちんと確認をするようにしましょう。
冷蔵庫を分解して運ぶ
冷蔵庫の搬入の際に扉、階段がギリギリの場合、冷蔵庫のドアを分解する事で奥行部分が数㎝ほどコンパクトになって搬入できる場合があります。
冷蔵庫の野菜室、冷凍庫などの引き出しなど、外せるものは全て外すことで、少しでもコンパクト化、軽量化する事で通れなかった玄関や階段が通れるようになるケースがあります。
ドアを外して冷蔵庫が通れるようにする
参照:暮らしの情報室
冷蔵庫を運ぶ際に部屋のドアがネックになって通れいない場合は、部屋のドアを外すのも一つの方法です。
ドアの取り外しや取り付けに関しては、冷蔵庫を搬入してくれる業者さんによって対応してもらえる場合もあれば、後々のクレームの事を考えて対応してもらえない業者さんもあります。
もし、業者さんに対応してもらえなくて、自力でする必要が出てきた場合は、以下の内容を参考にしてみて下さい。
以下にドアの外し方を紹介します。
ドアのタイプも様々ですが、違うドアでも似たような作りになっているので、参考ににしていただければと思います。
1.ドアを開ききる
ドアを開ききってからドアの下にマットを敷いて、床が傷つかないように保護します。
次に枠側丁番(上)のキャップを上にずらします。
2.つまみを下に下げる
ドア側丁番(上)のツマミを下げます。
3.ドアを外す
ドアを上に押し上げる事で枠側丁番(下)の軸からはずれ、ドア本体が外れます。
以下の動画も合わせて確認していただくと、更にドアの外し方が理解できます。
4.ドアの再取り付け
冷蔵庫の搬入・搬出が完了したら、ドアの再取り付けも忘れずに行いましょう。
取り外しと逆の流れで行えば、ドアの再取り付けが出来ます。
想像していたよりは、意外と簡単にドアの取り外しが出来そう。
ドアノブを外して冷蔵庫が通れるようにする
参照:山の古別荘のDIY日記
冷蔵庫を運ぶ際にドアノブがネックになって通れいない場合は、ドアノブを外すのも一つの方法です。
ドアノブに関しても、自力でする場合は、以下の内容を参考にしてみて下さい。
以下にレバータイプのドアノブの外し方を紹介します。
ドアノブのタイプも様々なので、なので、他のタイプのドアノブの外し方を動画にて紹介します。
1.レバーの部分を外す
参照:山の古別荘のDIY日記
上記画像のようにレバーの部分のネジをドライバーで外します。
参照:山の古別荘のDIY日記
ネジを完全に外すと、レバーを取り外すことが出来ます。
ドアの反対側のレバーも取り外すことが出来ます。
これだけで、ドアの開けられる角度が広がるので、冷蔵庫が通れるようになるかも知れません。
これでも冷蔵庫が通れない場合は、以下の作業もしていきます。
2.台座を外す
参照:山の古別荘のDIY日記
上記画像のように台座の部分のネジをドライバーで外します。
参照:山の古別荘のDIY日記
ネジを外すと、ドアの両面の台座が外れます。
参照:山の古別荘のDIY日記
ドアの両面の台座を外すと、上記画像のようにドアの面に対して出っ張りがなくなるので、ドアを全開に開くことが出来るので、冷蔵庫が通れるようになることがあります。
以下の他のドアノブのタイプの動画も紹介させていただきます。
3.ドアノブの再取り付け
冷蔵庫の搬入・搬出が完了したら、ドアノブの再取り付けも忘れずに行いましょう。
取り外しと逆の流れで行えば、ドアノブの再取り付けが出来ます。
ドアノブを外すのも意外と簡単そうだね。
階段の手すりを取り外して冷蔵庫が通れるようにする
参照:(株)フジイ
冷蔵庫を運ぶ際に階段の横幅に余裕がない場合は、階段の手すりを外すのも一つの方法です。
階段の手すりの取り外し、取り付けは、電動ドライバーがあっても自力で1人で行うよりは、2人で行うようにしましょう。
以下に手すりの取り外し方法を紹介します。
手すりのタイプも様々ですが、違う製品でも似たような作りになっているので、参考にしていただければと思います。
1.ジョイントを外す
参照:DAIKEN
凸側を回転させ、着脱できるようにジョイント部の間隔を広げます。
2.プラケットのカバーを外す
参照:DAIKEN
ブラケットカバーのすき間にマイナスドライバーを差し込むとカバーが外れます。
3.ビスを緩める
参照:DAIKEN
表から見えているビスを緩めます。凹部にあるビスは緩めないでください。
4.手すりを取り外す
参照:DAIKEN
手すりを2人で水平にゆっくりと取り外します。
以下の動画でも階段の手すりの取り外し状況を簡単に紹介しています。
5.手すりの再取り付け
冷蔵庫の階段移動・搬入が完了したら、階段の手すりの再取り付けも忘れずに行いましょう。
取り外しと逆の流れで行えば、素人がするのは、少々難しいですが、取り付けが出来ます。
冷蔵庫の搬入経路を変えてみる
玄関や部屋の入口からは冷蔵庫が入れられなくても冷蔵庫を置く予定の部屋の窓から入れられるケースがあります。
窓を開けたままで入らないようでしたら、窓を外してみる事で冷蔵庫が入る場合もあります。
また隣の部屋を経由して冷蔵庫を入れられるケースもありますし、お隣の家の庭を借りて冷蔵庫を入れられるケースもあります。
吊り上げ作業をしてもらう
参照:日本通運
ドアを外したり、分解したりしても冷蔵庫が玄関や階段から通らない場合は、吊り上げ作業をしてもらうという方法があります。
吊り上げとは、上記画像のように冷蔵庫を梱包し、ロープなどで引き揚げていく方法などがあります。
冷蔵庫の吊り上げる時は、どんな方法があるの?
冷蔵庫が入り口のドアや階段を通らない場合の吊り上げの方法には、以下の4つの方法があります。
順番に一つ一つ紹介をさせていただきます。
クレーン、ユニック車で吊り上げる
冷蔵庫の吊り上げ作業で一番多いのは、上記画像のようなユニック車やクレーン車で冷蔵庫を吊り上げる方法です。
人力で吊り上げる
参照:待望の新築への引越し!
クレーンが使えない場合は、冷蔵庫を梱包し、ロープとハシゴなどを使って人力で吊り上げる方法もあります。
電動リフト、荷揚げ機で吊り上げる
参照:引越しのオレンジライン
電動リフト、荷揚げ機は、ハシゴに電動のリフトがついた機械になります。
引越し業者などが所有している事があり、クレーンが使えない奥まった家などでも使えます。
昇降機(スカイポーター)で吊り上げる
参照:名もなき軌跡
昇降機(スカイポーター)とは、上記画像のようにトラックに荷台とリフトのようなものが付いているもので大手の引越し業者が所有している事があります。
この昇降機は、荷台に冷蔵庫を積んで吊り上げるのでクレーン車の吊り上げより、更に安全性が高いです。
吊り上げ作業は、業者選びも重要
電気屋さんでクレーン車やユニック車を手配してもらう場合、1週間以上かかったり、費用が30,000円前後かかりますが、引越し業者に冷蔵庫のクレーンによる搬入をしてもらった場合、費用が15,000円ぐらいで安くなったり、クレーン車やユニック車の手配が1日でしてもらえる場合があります。
また、電気屋さんでは、荷揚げ機、昇降機、電動リフトなどの対応は、していないケースが殆どですが、引越し業者の場合、荷物運びのプロなので、様々な方法に対応してくれる業者が多いので、冷蔵庫の搬入作業を引越し業者に依頼するのも良い方法です。
冷蔵庫の吊り上げに関しては、以下のページでかなり詳しくまとめていますので、ご確認してみて下さい。
化粧箱(ダンボール)、梱包資材を取り外し、むき出しの状態で搬入する
冷蔵庫を分解して運ぶ
ドアを外して冷蔵庫が通れるようにする
ドアノブを外して冷蔵庫が通れるようにする
階段の手すりを取り外して冷蔵庫が通れるようにする
冷蔵庫の搬入経路を変えてみる
吊り上げ作業をしてもらう
冷蔵庫の搬入を業者に依頼する場合
冷蔵庫の吊り上げ作業やドアを外しての搬入作業、2階への階段からの搬入作業を新たに業者を探して依頼する必要性が出てきた場合、どのような業者に依頼すると良いのでしょうか?
冷蔵庫の搬入を業者に依頼する場合のオススメはどこなのか知りたい。
家電量販店か引越し業者に依頼すると良いので順番に説明していきますね。
家電量販店に冷蔵庫の搬入を依頼する場合
冷蔵庫を新しく購入し、搬入する際は、家電量販店に依頼するケースが多くなるでしょう。
階段を通って搬入してもらう場合やクレーンによる吊り上げが発生する場合は、追加料金が必要なので念頭に入れておきましょう。
もし部屋のドアや階段の手すりを外さないと冷蔵庫が搬入できない場合は、ドア外し・手すり外しの追加料金も発生するので、家電量販店に事前に確認をしておきましょう。
冷蔵庫の配送日に現地を見て、階段を通って搬入するのが出来ないと判断した場合は、クレーンによる吊り上げ作業が必要になるケースもあります。
クレーンによる作業が必要になった場合は、いったん冷蔵庫を持って帰ってもらうか、1階においておいて、クレーンを手配してから後日に吊り上げ作業になる場合もあります。
もし後日になる場合で日にちがだいぶん先になる場合は、引越し業者に依頼した方が早く搬入作業をしてもらえる場合があります。
家電量販店にクレーンの吊り上げ作業を依頼した場合、料金は交渉によって値引きなどはないので、費用面では複数の引越し業者に相見積もりを出した方が費用面では安くなる可能性があります。
家電量販店に依頼するメリット
冷蔵庫の購入、搬入、設置まで一括で依頼できるので便利
家電量販店に依頼するデメリット
相見積もりによる値引き交渉は出来ない
急遽クレーンの搬入が必要になった場合、作業が数日後になるケースがある
引越し業者に冷蔵庫の搬入・搬出作業を依頼する場合
引越し業者は、引越しの際に荷物を運ぶだけでなく、家具の移動サービスや冷蔵庫、洗濯機などを階段を通っての運搬作業のみにも対応してくれます。
また、引越し業者は、家具や家電などの荷物を持ち運ぶプロなので、大事な冷蔵庫を大切に扱ってもらえるので、安心して依頼できます。
冷蔵庫を買い換える際に古くなった冷蔵庫1点を搬出し、新しい冷蔵庫の搬入作業にも対応してもらえます。
冷蔵庫以外にも複数の家具や家電を階段を通って移動する作業を依頼したい場合は、2点目以降は半額にしてくれる業者が結構あります。
中には2点目以降の階段の移動作業は、無料サービスしてくれる業者もあります。
引越し業者は、冷蔵庫の階段の運搬作業だけでなく、クレーンによる吊り上げ、手吊りや電動リフトによる冷蔵庫の吊り上げ作業も可能なので、様々な状況に対応してもらえるので、もし家電量販店に断られた場合は、引越し業者に依頼すると良いでしょう。
引越し業者の場合は、3月~4月の繁忙期と言われる時期は、冷蔵庫の搬入作業の費用は高くなりやすいですが、5月~2月の引越しが忙しくない時期の平日の夕方ぐらいの時間帯であれば、暇な引越し業者ほど、値引き交渉に応じてくれやすく、費用が意外と安くなるケースがあります。
家電量販店に見積もりをしてもらって、冷蔵庫の階段の移動料金とドア外しなどの追加料金の総額がが10,000円で引越し業者に依頼したら6,000円で請け負ってもらえるケースなどもあるので、引越し業者に依頼するのもアリです。
引越し業者に依頼するメリット
家電量販店に断られるようなケースでも対応してもらえる
仕事が暇なタイミングに依頼すれば、値引き交渉に応じてもらいやすい
引越し業者に依頼するデメリット
3月~4月などの引越し繁忙期に依頼すると高くなる
引越し一括見積もりサイトを利用して格安業者を見つける
引越し業者の冷蔵庫の搬入作業の見積もりを取りたいなら、引越し一括見積もりサイトを上手に利用すると、安く請け負ってくれる引越し業者を見つけやすくなります。
引越し一括見積もりサイトってどんなサービスなの?
引越し一括見積もりサイトは、複数の引越し業者に1度の簡単な情報入力で、最大で10社からの見積もりを無料で取ることができます。
また、あなたの地域の冷蔵庫の階段の移動作業を請け負ってくれる業者を引越し一括見積もりサイトを利用すると、簡単に見つけることができます。
引越し一括見積もりサイトには、100社~200社位の引越し業者が登録しているので、冷蔵庫の搬入作業が安くなりやすい引越し業者を見つけることも容易です。
さらには、引越し一括見積もりサイトに登録している引越し業者間で価格競争も起こりやすいく、値引き交渉も応じてもらいやすくなります。
このように、引越し一括見積もりサイトを利用することによって、冷蔵庫の搬入作業を安く請け負ってくれる業者を簡単に見つけることが可能です。
引越し一括見積もりサイトを利用するメリット
一度の情報入力で最大10社の見積もり金額が分かる
あなたの地域の冷蔵庫の搬入作業を請け負ってくれる業者が簡単に見つかる
価格競争が起こり、値引き交渉にも応じてもらいやすい
一番安い業者が見つかりやすい
冷蔵庫の搬入作業にオススメの一括見積もりサイト2選!
冷蔵庫の搬入の見積もりの取り方
後ほど紹介する引越し一括見積もりサイトにアクセスしたら、上記画像の赤枠の部分の該当する冷蔵庫の大きさの部分に「1」と入力しましょう。
備考欄に「冷蔵庫を階段を通って1階から2階へ移動」「冷蔵庫をクレーンで2階に吊り上げ」などと入力をしましょう。
以下にの冷蔵庫の移動の見積もりを取る際にオススメの引越し一括見積もりサイトを紹介します。
オススメ1位 引越し侍
引越し業者の提携数が業界No1なので一番安い引越し業者を見つけやすい!
最大10社の見積もりが可能!
引越し料金が最大で50%安くなることもある!
テレビでも有名な引越し見積もりサイト!
たった50秒で見積もりが完了し、5万円以上お得に引越ししたい方は、引越し侍がオススメ!
引越し侍なら一番安い引越し業者を見つけられます。
オススメ2位 SUUMO引越し
電話番号の入力が必要ない唯一の見積もりサイト!
しつこい営業電話がいっさいない!
メールだけで引越し業者とやり取りできる!
見積もりの際にしつこい電話営業が嫌な方。
電話よりもメールだけでやり取りをしたい方にオススメ。
たった30秒で引越しの見積もりが可能です。
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