冷蔵庫の配送方法はいろいろあります。
小さな荷物くらいならば宅急便や宅配便を選択していることが多いのですが、こういったサービスは基本的に1人で運べる重さのものに限られているので、冷蔵庫を運んでもらうのは厳しくなるでしょう。
そこで、冷蔵庫の基本的な配送方法といえば引越し業者などの配送業者に依頼する方法となります。
業者の中には梱包まで行ってくれるところもあるので、そういったところを選択すれば冷蔵庫を配送する際の手間も大きく抑えられるでしょう。
目次
冷蔵庫の梱包、配送と設置について
冷蔵庫を配送する時って梱包って必要なのかな??
そこで、気になる疑問を解決します。
冷蔵庫を配送する際の梱包について
これはどのようなサービスを利用して冷蔵庫を配送するのかによって異なってきます。
例えば、ヤマトのらくらく家財宅急便といったプランでは梱包も行ってくれるので非常に便利です。
宅配便などで冷蔵庫を配送する場合
宅急便や宅配便で配送するときはもちろん通常通り自分で梱包する必要がありますよ!
冷蔵庫の梱包ってどうすればいいのかな??
自分で梱包を行う場合、プチプチで全体を覆い、その上から毛布、または段ボールで梱包を行います。
梱包する前に必ずやっておかなければいけないことがありますよ!
中身を空にする以外に何があるの?
梱包する10時間以上前に電源を切って水抜きをしておかなければいけません
水抜きというのは、冷蔵庫の下に設置されていることが多い水受け皿に溜まった水を捨てなければいけません。
これをやっておかないと配送途中に水がこぼれて他の荷物が濡れてしまう可能性があるので注意しておきたいですね。
自分で梱包をすることになれば梱包材なども必要になってくるのでそういった手間についても考えておかなければなりません。
それだけでなく、宅急便や宅配便は玄関から玄関まで荷物を運んでくれるサービスとなっているため、梱包した上で冷蔵庫を玄関まで運び出しておかなければならないのです。
冷蔵庫の中身が空っぽでもかなり重いものなので、玄関までの距離が近かったとしても簡単に移動できるものではありません。
特に人手が足りない場合などはなかなか難しいのではないでしょうか。
無理に自分で運ぼうとするのではなく、現在の設置場所から新しい設置場所までしっかり運んでくれる業者を選びたいですね。
引越し業者に配送を依頼した場合
引越し業者にお願いする場合は梱包の必要はありません。
中身を空にして前日に電源を抜いておけば大丈夫です。
前日のうちに電源を抜いておくように言われますが、プチプチや段ボールなどを自分で用意する必要はないのでできるだけ手間を抑えて運びたいと思っている方は引越し業者にお願いをしてもらいましょう。
冷蔵庫の配送で注意しておきたいこと
業者に配送をお願いする際には一つやっておきたいことがあります。
それは冷蔵庫の全面の写真を撮っておくということ。
写真を撮っておけば、万が一、配送後に冷蔵庫に傷がついていた場合、配送前からあった傷なのか、配送中についた傷なのか判断しやすくなります。
証拠の写真を撮っておかないと配送中についた傷だと証明できない可能性があるので気をつけておきたいですね。
オプション料金になる場合
冷蔵庫の配送では他にも気を付けておかなければならないことがあります。
配送元や配送先の条件によってはクレーンによる吊り上げや吊り下げが必要になってしまうということ。
例えば、アパートやマンションで階段が狭くて部屋まで冷蔵庫を運べない場合、窓から運び入れなければならない可能性があります。
こういった場合はクレーン車を用意してもらわなければならないので20,000円ほどの追加費用がかかってしまうこともあるのです。
追加料金がかかるんだ…結構するね
手作業で吊り上げ、吊り下げ作業ができるようであればそれほど高い追加費用はかかりません。
このあたりは直接業者の方に確認してみましょう。
他にも高層階から、または高層階への配送だった場合、エレベーターがないと追加費用がかかることがあります。
オプションの料金は業者によって違いが大きいので十分に確認しておきましょう。
冷蔵庫の設置にかかる費用
冷蔵庫の配送に対応している業者であれば必ずしも設置まで行ってくれるとは限りません。
設置は自分でしなきゃいけないの??
配送は基本料金で行ってくれるものの、設置をお願いすると別途料金が発生する可能性があるからです。
業者に依頼をする場合は設置料金が含まれているのか、別途費用が発生するのかについてよく確認しておきましょう。
ただ、冷蔵庫の場合はただ置くだけということもあり、オプション費用が発生したとしてもそれほど高くないケースがほとんどです。
宅配業者に依頼した場合
宅急便や宅配便の場合は玄関までしか運んでくれないので設置は行ってくれません!
宅配便や宅急便は玄関から玄関まで物を届けてくれるサービスとなっているので、冷蔵庫の場合も玄関までしか届けてくれないのです。
小型の冷蔵庫であれば自分で運ぶことができるかもしれませんが、そうでない場合は設置まで行ってくれる業者探しをしましょう。
そもそも宅配便や宅急便は、大きな家具や家電を運ぶのに適していません。
どうして??
宅配便などはドライバー1人で配送するので1人で運べない大きな荷物は断られてしまうのです
飲み物が2、3本冷やせる程度の小さな冷蔵庫であれば良いかもしれませんが、普段使っているタイプの冷蔵庫は一人暮らし用の小さいものだったとしても宅配便や宅急便だと対応できない可能性があるのです。
引越し業者に依頼した場合
そのため、基本は引越し会社などに依頼する必要があると思っておきましょう。
引越し業者に依頼した場合は配送に加えて設置まで行ってくれるはずです。
引越し業者の冷蔵庫のみでも配送してくれるの?といった疑問があるかもしれませんが、単品の配送に対応している業者は多いです。
すべてが対応しているわけではないので気を付けておいてくださいね。
特に地方の小さな引越し業者の中には単品配送に対応していないところもあるようです。
設置はオプション扱いになる場合もあり
気を付けておきたいのが一度設置してもらった後、簡単に移動はできないということです。
冷蔵庫は非常に重いものなので、ほんの10センチ移動させるだけでもなかなか難しいでしょう。
そのため、設置をしてもらう際には確実な場所についてよく検討しておく必要があります。
後から別の場所に設置してもらおうと思った場合、専門業者に頼まなければならない可能性が出てくるので気をつけたいですね。
冷蔵庫の梱包、配送と設置にかかる料金を節約するには
冷蔵庫の配送は基本的に引越し業者であれば梱包も設置も行ってくれるので、引越し業者に依頼をするのが安心です。
ただ、一口に引越し業者といってもどの業者を選択するのかによって料金は大きく異なるので注意が必要です。
引越し業者にお願いするのがおすすめ
配送方法として、自力で運ぼうと考えている方もいるかもしれません。
しかし、冷蔵庫は非常に重いものなので素人が運ぶと体を痛めたりケガをしてしまう恐れがあります。
それに自分で運ぶ場合は落としたり故障させた時の保証が何もないため、高価な冷蔵庫を自分で運ぶのはやめておきましょう。
うっかり重くて落としたりして買い替える羽目になるの嫌だしね…
引越し料金を抑えるために引越しを検討している方もいるようですが、重いものは無理をせず引越し業者にお願いしておいたほうが安心です。
素人が自分で冷蔵庫を運ぼうと思った場合、やってしまいがちなミスが冷蔵庫を引きずって移動するということ。
冷蔵庫の下にキャスターがついているものもありますが、だからといって普通に引きずってしまうと床に大きな傷がついてしまいます。
賃貸住宅に住んでいる場合、床に傷を付けてしまえば修繕費を支払わなければなりません。
こういった心配があるのならば自分で運ぶのではなく、引越し業者にお願いした方が良いでしょう。
ただ、引越し業者による冷蔵庫の配送方法ではどうしても高い料金がかかってしまうのでは…と心配になりますよね。
具体的にどれくらいの料金がかかるのかは移動距離や冷蔵庫の大きさ、地域、選択する業者などによって大きく変わってくるので一概にはいえませんが、小さなものだと5,000円前後、大きいものでも20,000円以下で済ませられる可能性が高いです。
かなり長距離の移動になった場合は50,000円を超える可能性も出てくるため、しっかり業者選びをしたいですね。
冷蔵庫の配送と設置を安く行ってくれる業者はどこ?
業者探しをする際に、どの業者が最も安いのか?と考えてしまいがちですが、どの業者が安いかは人によって違います。
なんで人によって違うの??
というのは、配送を依頼する時期やタイミングによっても最も安い業者は異なってくるのできちんと比較して決める必要があるのです。
地域によっては大手の引越し業者だけではなく中小の業者も選択肢があり、かなりの候補の中から選ばなければなりません。
例えば、友だちが冷蔵庫の配送を行った際にいろいろな業者を比較した情報を聞き、同じ業者を選択したからといって自分の場合も安く抑えられるとは限りません。
タイミングによっても料金が変わるため、以前に冷蔵庫の配送や設置を業者にお願いしたとしてもその時とは料金が異なる可能性があります。
引越し業者の方から「うちは○○円です、相場よりも安いんですよ」と言われるとその業者に依頼すればお得に引っ越せるような気がしますよね。
違うの??
本当にその業者が安いのかどうかは比較してみなければわかりません。
冷蔵庫の配送と設置をお願いしようと思ったタイミングで仮見積もりを取ってみましょう。
仮見積もりを取る際には最低でも3社以上にお願いするのがおすすめ。
というのも、1社や2社にしか見積もりを取らないとそれが相場に比べて高いのか安いのか判断できないからです。
3社以上、できれば5社以上に対して仮見積もりを依頼してみれば本当に安いのかどうか判断できるでしょう。
なんかすごく大変そうだけど…
複数の業者を簡単に比較する方法
昔は引越し業者を比較すると言えば1社ずつ連絡をし、住所や荷物量などについて伝えて仮見積もりを出してもらっていました。
しかし、近年はインターネットを活用して仮見積もりを取る方が増えています。
インターネットを活用するといっても、各業者のホームページから直接仮見積もりを依頼するわけではありません。
この方法だと仮見積もりより依頼する業者の数だけ入力作業をしなければなりませんよね。
ですが、一度の入力作業で複数の業者に対して仮見積もりを依頼できるサービスがあるのです。
簡単そうなサービスだね~
そうですね。引越し一括見積もりサービスなら利用料金は無料となっており、その業者と提携している複数の引越し業者に対してまとめて仮見積もりの依頼ができるため業者探しに役立てられるでしょう。
冷蔵庫の配送方法として引越し業者を選択したいと思っているけれど、どの業者を選択すれば安く抑えられるのかわからない…という方も活用してみてくださいね。
冷蔵庫の梱包、配送と設置についてのまとめ
冷蔵庫の梱包、配送と設置に関してかかる料金や気を付けておくことなど調べたことをまとめました。
- 宅配便を使っての配送の場合は梱包と設置は自分でする
- 宅配便は一人で運べるものしか取り扱っていない(大型冷蔵庫は無理!)
- 梱包する前に水抜きをしておかなければいけない
- 引越し業者に依頼する場合は梱包から設置までやってもらえるから安心
- どの業者に依頼するにしても事前に写真を撮っておくとよい
- クレーンなどでの吊り上げが必要な場合は追加料金がかかる
- 引越し業者に依頼する場合でも料金は様々なので必ず見積もりを比較する!
冷蔵庫は自力で運ぶのが難しいので調べたことを参考に少しでもお金を節約したいと思います。
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