同一市内の引越しとなると移動距離がそれほどないため、引越し費用も安くなる・・・ 引越し自体もラクチン!というイメージが強いでしょう。
ここでは同一市内の引越し料金についてまとめてみましょう。
目次
同一市内の引越し料金はそれほど高くない?!
・引越しする荷物の量
・引越しる移動距離
・引越しする時期(時間帯、曜日)
などによって変動しますよ!

荷物量が多ければ多いほど、利用するトラックの大きさが大きくなりますし、運びだすスタッフの人数の確保も必要になります。
つまり荷物量が増えれば増えるほど引越し費用は高くなります。
また移動距離に関しても引越しする移動距離が長くなればなるほど、引越し費用は高くなります。
移動する距離が長くなるということは移動にかかる時間も長くなります。
すると作業スタッフの拘束時間が長くなるため、人件費が高くついてしまいます。
また移動距離が長くなると、移動にかかる費用も増えてしまいます。
ガソリン費用や高速道路費用なども掛かってきますので、長距離での引越しと近距離での引越しであれば断然近距離での引越しの方が安くなるのです。
同一市内での引越しをするという人は実は非常に多いです。
生活圏を変えたくないけれど、新しい家を購入したという人、気分を変えるために市内で引越しをした、職場に近いところへ住みなおしたい・・このような方は同一市内での引越しを行います。
同一市内の引越しと一言でいっても20~30キロ程度離れている引越しをする人もいれば、同じマンション内、同じ区域内での移動で500m程度しか移動しない…という人もいるでしょう。
実は500mでも20キロでの引越し費用にはそれほど大差はありません。
引越し料金は移動する距離に関する費用はもちろんですが、それ以外にもガソリン費用や荷物の多さなども関連してくるので、ある程度の距離の違いはそれほど金額に直結してこないのです。
引越しする荷物の量
引越しする移動距離
引越しする時期(季節、曜日、時間帯)

同一市内間での引越し料金相場とは?
同一市内間での引越し料金相場をまとめてみましょう。
引越しハイシーズンと引越しオフシーズンで料金相場は異なってきます。それぞれまとめてみましょう。
同一市内間での引越し料金の相場
同一市内 (繁忙期) | 同一市内 (閑散期) | |
---|---|---|
単身 (荷物少) | 40,000~80,000円前後 | 30,000~50,000円前後 |
単身 (荷物多) | 45,000~100,000円前後 | 45,000~60,000円前後 |
2人暮らし | 60,000~150,000円前後 | 46,000~70,000円前後 |
3人暮らし | 100,000~200,000円前後 | 60,000~90,000円前後 |
4人暮らし | 120,000~220,000円前後 | 70,000~120,000円前後 |
5人暮らし | 125,000~250,000円前後 | 80,000~140,000円前後 |

引越しハイシーズン(繁忙期)に引越しをしてしまうと、同一市内間という近距離での引越しであってもある程度のまとまった費用が必要であることがわかります。
引越しハイシーズン(繁忙期)は1年の中でも引越し費用が非常に高くなる時期です。
3月~4月上旬は入学、卒業、就職など生活が変化する時期なので引越し件数も立て込んでおり引越し料金自体が通常期の2倍以上の値段に設定されていることがよくあります。
3~4月の入学、卒業、就職時期
7~8月の夏休み時期
10月の職場の異動時期
また引越し自体の予約も取りにくくなっているので、引越しする時期を避けることができるのであれば引越しハイシーズンは止めて、引越しオフシーズンに引越しをするとよいでしょう。
ひこもしどうしても引越しハイシーズン(繁忙期)に引越しの予定があるなら、早めの引越しの段取り&予約をしておいた方が無難です。
同一市内の引越し費用を安くするには?荷物を減らしてみよう
同一市内の引越しをできるだけ安くしたい!というのであれば荷物量を減らしてみましょう。
荷物量を減らすことが出来れば、単身者の引越しであれば単身パックなどのお得な引越しが可能になります。
荷物量を減らすことが出来れば、チャーターするトラックの大きさも小さくできます。
また作業スタッフの人員も減らすことができるので大幅に引越し料金を安くすることができるでしょう。
引越しを機にいらないものが出た場合には、引越しをする前にきちんと処分しておくようにしましょう。
特に家具や家電などの大型荷物に関しては、荷物量を減らすことが非常に重要になってきます。
一人暮らしであれば単身パックを利用するとよいでしょう。
単身パックは単身者専用の引越しプランであり、同一市内間での移動におすすめの引越しプランになります。
単身パックは1コンテナいくらという定額制になっており、そのコンテナボックスに荷物を詰め込んでそのコンテナボックスごと混載便として輸送する方法になります。
コンテナボックスごと混載便として輸送するので他の人と荷物が交わることもなく、安心です。


同一市内間の引越し料金を安くするには相場を知ることが大切
同一市内間での引越し料金を安くするには引越し相場を十分に把握しておくことが重要です。
相場を知っておかなけれ引越し業者に見積もりを依頼しても、その費用が適当なものなのかが見当がつきません。
同一市内間の引越しで相場を知っておけば、その引越し業者の見積もり額が高いのか安いのかがすぐに分かるでしょう。
複数の引越し業者に見積もりを請求してみると分かりますが、同一市内への引越し費用は業者によって見積もり額に非常に大きな幅があります。
ガソリン代などの輸送費は同一市内での引越し費用ではほとんどかかりませんが、荷物量と作業員の人数、引越し日時によって差が生じます。
数万円以上の差が業者間ででる場合もあるので、1社の見積もり請求ではなく、最低でも3~4社の見積もりは請求しておきたいところです。
同一市内間の引越しであってもオプションをたくさん追加でつけてしまうと費用は割増します。
エアコンの取り外し、取り付け、アンテナ設置、オーディオ関連の設置、車の輸送、ピアノ、仏壇の輸送など専門のスタッフが行うサービスにおいては基本的にはオプションサービスになります。
そのため追加料金を支払わなくてはならないのでどうしても費用は高くなってしまうでしょう。
追加オプションをできるだけつけずにシンプルに引越しをすれば、同一市内間での引越しは安く抑えることができるでしょう。

エアコンの取り外し、取り付け費用
取り付け、取り外し 費用 | |
---|---|
ヤマトホーム コンビニエンス | 取外し8000円~ 取りつけ12000円~ 着脱パック27000円~ 新設パック20000円~ |
アート引越し センター | 15000円前後 |
サカイ引越 センター | 20000円前後 (市外は別途見積もりが必要) |
洗濯機の取り外し、取り付け費用
取り外し | 取り付け | |
---|---|---|
全自動洗濯機 | 1,500円~ | 3,000円~ |
ドラム式洗濯機 | 3,000円~ | 7,500円~ |
洗濯乾燥一体型 | 3,000円~ | 3,000円~ |
BS、CSアンテナの取り付け、取り外し費用
取り外し | 取り付け | |
---|---|---|
BS、CS アンテナ | 5,000〜10,000円 | 10,000〜20,000円 |
テレビ、DVD/ブルーレイ配線の費用
料金 | |
---|---|
テレビ 配線 | 3,000〜5,000円 |
DVD ブルーレイ 配線 | 3,000〜5,000円 |
車、バイクの輸送の費用(陸路)
距離の目安 | 陸送費相場 | 所要日数 |
---|---|---|
近隣の場合 2~3時間の 移動 | 1~2万円 | 1~2日 |
遠方の場合 5~10時間の 移動 | 3~10万円 | 4~5日 |
ピアノ、エレクトーンの引越し費用の相場
距離 | アップライト ピアノ | グランド ピアノ | エレク トーン |
---|---|---|---|
~10km | 18,200円 | 31,417円 | 13,000円 |
20km | 20,150円 | 33,800円 | 14,300円 |
30km | 22,100円 | 39,260円 | 17,333円 |
40km | 23,400円 | 39,867円 | 17,550円 |
50~ 79km | 27,950円 | 49,400円 | 22,100円 |
80~ 99km | 34,450円 | 61,100円 | 27,300円 |
100~ 120km | 37,700円 | 67,340円 | 31,525円 |
仏壇の引越し費用の相場
費用 | |
---|---|
入魂、抜魂の 費用相場 | 10,000〜30,000円 |
仏壇引っ越し 費用相場 | 10,000〜20,000円 |

同一市内間の引越し料金を安くする方法とは?
同一市内間の引越し料金を安くする方法はいくつかあります。説明していきましょう。
引越しハイシーズンを外してオフシーズンに引越しをしよう
同一市内での引越しを安くするにはハイシーズンを外して引越しオフシーズンに引越しをするようにしましょう。
これだけでも大幅に引越し費用を安く抑えることができます。
引越しハイシーズンは2月末から4月上旬と言われていますので、少なくともこの時期には引越しを避けるようにしましょう。
6月など雨が多い梅雨の時期は、引越し件数が少なくなるのでねらい目の時期と言えるでしょう。
引越しオフシーズンのメリット
引越し費用が安くなる
引越し時間など何かと融通が利きやすい
引越しハイシーズンのデメリット
引越し費用が高くなりやすい
引越し日時の融通が利きにくい
早めに予約をする必要がある

インターネット割引をうまく利用しよう
引越しプランによってはインターネット割引などの特典サービスが受けられる引越し業者が多いです。
インターネット割引とは引越し業者のホームページなどの見積もり依頼した時に受けられる割引であり、インターネットで申し込みをすることでその分割引料金でOKという場合も多いです。
アート引越しセンター
アリさんマークの引越し社
クロネコヤマト引越センター
日通引越センター
など
早く予定を決めて早割りを利用しよう
多くの引越し業者では、引越し日の一定期間以上前に見積もりや予約申込をすることで、早期割引を受けられます。
引越し1ヶ月前までに引越し予約をしておけば10%オフになるというキャンペーンを実施する引越し業者もあります。
業者によっては早めに申し込みをすれば、〇〇円オフなどの割引になる場合もあるでしょう。
ただ割引条件がある場合もあるので、きちんとチェックしておくことをおすすめします。
クロネコヤマトの引越センター(単身のみ)
アリさんマークの引越社

フリー便は引越し費用を安くできる!
同一市内での引越しを安くするにはフリー便の利用がおすすめです。
フリー便は時間指定せずに直前になって今から作業をスタートしますという連絡があります。
フリー便は引越し業者の手の空いたタイミングで作業を行うことになるので、いつから行うというのは事前には分かりません。
ただ同一市内の移動であれば、移動距離が短いのでそれほど時間がかかりません。
引越しは基本的に午前便が人気があるのですが、これは移動距離が長い場合には午前から搬出をしなければ搬入がその日のうちに間に合わないからです。
しかし同一市内間であれば午後便として搬出しても、夕方には搬入できますので、それほど時間的には問題がないでしょう。
またフリー便を予約すれば、比較的予約が取りづらい引越しハイシーズンであっても日付のみ指定して作業を行ってくれるケースも多いです。
フリー便のメリット
同一市内での引越しにおすすめ
引越し費用が安くなる
繁忙期でも予約が取りやすい場合がある
フリー便のデメリット
引越しの時間指定ができない
引越しの作業時間が大幅にずれる事がある
引越しの終了時間が遅くなる事がある
仏滅、平日の引越しはお得に引っ越し可能
仏滅や平日の引越しはやはり人気がありません。
引越しのいても六曜を気にする人は実は多く、大安は人気があるものの、仏滅の日には引越ししたくないと避ける人が多いのです。
特に平日の仏滅は引越し件数が極端に少ない場合も多いので、引越し費用を大幅にカットできる可能性があります。
基本的に引越しは土日、祝日など休日に行うケースが多いです。
平日お休みの方や、お休みがとりやすい人は平日に引越しをするのがおすすめです。

引越し見積もり無料一括請求サイトで賢く引越し業者選びをしよう
同一市内の引越し料金を安くする方法として引越し見積もり無料一括請求サイトの利用は欠かせません。
引越し見積もり無料一括請求サイトは1回の請求で最大10社からの見積もり請求が可能です。
10社の見積もりを請求するとどこの業者の見積もりが安いのかが一目瞭然でわかります。
また1社ずつ請求する必要がないので、効率よく見積もりを比較をすることができるでしょう。
引越し業者選びの時にはぜひ引越し見積もり無料一括請求サイトを利用しましょう。
引越し見積もり無料一括請求サイトは無料で利用できるのも嬉しいです。
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